★お薬に関する疑問質問に答える「モナー薬局」151

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45mim
次にポルポトは理想国家の建設のために協力者を集めた。
『例えロンノル政権に加担していたとしても私は許す。
 資産家、医師、教師、技術者、僧侶は名乗り出て欲しい。
 それから海外に留学している学生も帰って来て欲しい。
 理想国家を作るためには君達の力が必要だ。
 大切なのはカンボジアの未来なのだから』
国を良くするため、という言葉に共感した<インテリ>が次々と現れ、
それこそ国内のほとんどの高い教養を得た人々、
海外に留学していた学生達がポルポトの元に集った。
彼らはポルポト兵に連れて行かれ、二度と帰って来なかった。
ポルポトは大嘘をついていた。
彼はフランスに留学していたので民衆の集団決起の強さを知っていた。
よって理想国家を作るためどころか、将来自分に歯向かうかもしれない民衆、
その指導者になれそうな教養を持った人間を一掃したかったのだ。
そして民衆を少ない食事で朝から晩まで牛馬のごとく働かせた。