ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その32

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356妹の離脱
薬をすり鉢みたいなので粉々にして、カプセルに自ら薬を図って詰め込む

という作業をやっている患者さんがいるらしいです。
妹は医者からの処方そのまま飲んでます。

減薬プログラムの話です。
ミルクタイトレーションでなかなか効果が出ない時などに
「薬積めてる。カプセルちゃんと飲んだから効果はでるはず。量も減ってる。よし。」と脳に思わせることで
ちょっとでも離脱症状などを軽減するやり方?らしい。

一種のプラセボをねらったやり方らしいです。
粉にして自分でカプセルにつめるので、
これだけの量を飲んでる、または減薬もこれだけ進んでる、見える化でき自信に繋がる事もあるとのこと。

もちろん積めすぎとか逆に量が少なすぎても危険なのでスタッフ管理の元でやってます。
カプセルは小さいのがおすすめとか。

妹の容態ですが、離脱症状に苦しんでいるのは同じですが
入院して明るくなってきた気がします。
本人が言うにはプログラムだけではなく、自分以外にも同じ離脱症状などで苦しんで今頑張ってる人が周りにいると思えたことが
気持ちを楽にしてくれているんだそうで。よかった。

それでもやっぱりたまにすごい離脱症状出て不安感で死にたくなったり眠れなかったりするそうですが、取りあえずバルビツールによる鎮静化が不要なレベルになっただけでも良しとする!といってました。

いや、兄ちゃんも同意書サインと金額も含めて毎回バルビツール使用しますけどいいですか?って言われる度にドキドキしてたから心底ほっとしたよ…