『クレヨンしんちゃん』や『かりあげクン』って、
ギャグの部分でもアスペルガーなら素でやりそうな事が多い。
特にクレヨンしんちゃん(以下蝋筆小新)は、
・主語取り違え
・その場の状況だけで判断されるゆえの誤解や冤罪
・比喩を比喩と分からず
・言葉通りに受け取る
・言葉の解釈に厳密で揚げ足取りと紙一重(例:よその人や友達に言わないでね→って事は母ちゃんにならいいのか)
など、ある意味アスペを知れる作品にもなっているし、
外国語には訳しづらい日本語ならではのネタもふんだんに入っている。
<余談>
蝋筆小新の映画DVDは日本語字幕がある(アニメDVDは未確認)。
これは、アスペルガーにとって重宝する。
一部のアスペルガーはTV視聴時に聴覚障害者用の字幕を使っているとも言うが、
(長期記憶の驚異的な良さに反して)短期記憶が苦手なアスペに日本語字幕は有用だ。
↓(詳細)
【英検】アスペルガー発達障害者にも配慮を!【TOEIC】
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1356686758/354-355 <蛇足>
俺は蝋筆小新は小学生の頃にアニメと1作品だけ映画を観ていた。それ以来、約20年間は蝋筆小新から遠ざかっていた。
まあ、「ドラえもん」「サザエさん」「こち亀」「名探偵コナン」などに対してしてる人が多いヨウな「飛び飛びで見る/読む」くらいはやってたけどね、コンビニ本が目に入ったり、あるいは徳郎さん死亡や作者死亡は話題にもなったし。
ただ、意識的に接する事はなかったしその間に観た蝋筆小新映画も0本なので、「蝋筆小新は20年ぶり」と言っていいだろう。
20年ぶりに見たきっかけは、2014年公開映画『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』。歴代最高とも言われる評判に触発された。また過去映画作品も数本見て、(旧作の)原作も全巻読んだ。
「大人になってから読むと見方・感じ方が変わる本がある」とは言うが、俺にとって、蝋筆小新ほどそう感じさせた作品はない。ただの下品な作品ではない、映画も原作も(アニメは見てないので不明)。
さて、この文章、「どうして大人になって見方・感じ方が変わったのか。どのように変わったか」という肝心な所が書いてないですね。それは読者で適当に考えてねw
↓参考
クレヨンしんちゃんのオトナ帝国、映画館で見た奴
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1253580313/109-110