>>532は事実かどうかは知らないよ。
そういう学説がある、って程度だから。
杉山氏が書いてるとおり、人格障害と間違われやすいのは、ASよりむしろADHD。
臨床()の事実も、それを示している。
一般精神で、ASや自閉症は診るけどADHDを診ない所が多いのは、ADHDと人格障害の鑑別が難しいから。
で、なぜ人格障害を一般精神で嫌うかというと、儲からないどころか”人的に”大損するから。
クラスタCはとりあえず置いとく。
クラスタAもそれなりに厄介だが、統合失調の取扱いは慣れてるので、まだ何とかなる。
問題はクラスタB。
他の患者や、下手するとスタッフまで対人操作に巻き込まれる危険があり、
特にスタッフが対人操作に巻き込まれると病棟運営不能に陥ることさえある。
これらのトラブルを根本的に避けるためには閉鎖病棟ではダメで、個室(隔離室、保護室)を用意する必要がある。
しかし人格障害で個室を使うことは厚労省としては許可していないので、個室の費用は病院の自腹となる。
のみならず、人格障害を入れてる間、他に個室を利用しなければならない患者(統合失調症の急性期など)が個室を利用できないデメリットも大きい。
結果、儲けにもならず施設的にもデメリットが大きく、かつ下手すると貴重なスタッフまで失う危険すらある人格障害は、扱いたくないのである。