太る薬、太らない薬 7

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643優しい名無しさん
>>636
ジプレキサにはヒスタミンH1受容体に対する拮抗作用がある。
で、ヒスタミンH1受容体が遮断されると、白色脂肪組織の脂肪分解作用が阻害され、
また、熱産生に関与する褐色脂肪組織の発現が抑制される。

白色脂肪組織の分解は、字面通りいわゆる脂肪の分解で、阻害されれば肥満をもたらす。
また、褐色脂肪組織は「非ふるえ熱産生」に関与していて、発現が抑制されれば
「熱産生しにくい体」つまりいわゆる代謝の低い体になってしまう。

以上のことより、ジプレキサは肥満を促進するリスクが存在する。

なお、ヒスタミンH1受容体拮抗作用により、摂食抑制作用も阻害され、これも大きな問題。