アスペルガー症候群についてマターリ語り合うスレ106

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963優しい名無しさん
スレも終わりが近いので今更だけど、
>>51 >NNは欲しい結論ありきで推論進める傾向が明確にある。 そんなことどこにも書いていない
そうですね。「臨床的症状と必ず一対一で対応する器質脆弱性があるはず」
という推論を前提に情報を集めているので、どうしても自分の脳内で結論を急いでしまいます。
勝手に言葉の定義を捻じ曲げたりするし、すぐに断定口調になるのも悪い癖ですね。

>>108 >本当にセロトニン(トランスポーター)が原因(相関関係ではなく因果関係)なのか
発達障害の疫学
http://www.achmc.pref.aichi.jp/Aichi_konwakai/konwakai20050911/sugiyama.pdf
被虐待児には、発達障害者にみられるのと共通した臨床的症状と脳器質の委縮、
その部位におけるSERT(セロトニントランスポーター)密度の低下が見られるそうです。
どうやらSERTの密度低下はその部位の活動レベルと相関するパラメータであり、
脳器質委縮の直接の要因(PTSDの場合は後天的なトラウマ)は他に存在するようです。

ただ、個人的には、脳器質の委縮とSERT密度が相関するなら、逆に“SERTを生産する遺伝子の異常”があるなら、
それは“間接的に”ストレスに対する脳器質の委縮のリスクを大幅に高める“脆弱性”を引き起こしているのでは、と思います。
その場合、ASDの脳器質委縮を引き起こす“直接の”原因としては、発達障害者には周産期に高濃度の男性ホルモンに
晒された特徴(指長比が低い)が目立つことから、胎生期の脳の性分化において
男性脳へと急激に作り変えられることによる負荷(ストレス)が
大きな要因としてあるんじゃないかと思います。男女比4:1だし。