ジェイゾロフト/Jzoloft part43【ま、いっか〜】
594 :
優しい名無しさん:
症状はもともとのSSRIを力価の低い類似のSSRIに置換するか、またはゆっくりと数週間から数カ月かけて投与量を削減することで防ぐことができるだろう。 しかし少しずつの減薬は離脱症候群が発生しないことを保障するものではなく、突然の断薬よりも安全であるということだけである。
595 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:42:26.76 ID:4xE3teVy
少しずつの減薬・断薬は錠剤を砕いたり溶液化することで実施する。または粉末形状の薬剤も削減に用いることができる。 たとえば、サインバルタ20mgのゲルカプセルは20,15,10,5,2.5mgに分割することができる。
596 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:44:04.88 ID:4xE3teVy
治療は断薬時の反応の重篤度と、更に抗うつ薬治療が必要かどうかに懸かっている。 さらに抗うつ薬治療が必要な場合は、抗うつ薬の再投与だけが唯一の方法であり、これはたいてい薬物が患者に不適合だった場合である。 抗うつ薬がもはや必要ないかどうかは症状の深刻さによる。
597 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:45:13.54 ID:4xE3teVy
症状の管理が必要な場合がある。 ベンゾジアゼピンは不眠の対応に用いられるが、しかしながらベンゾジアゼピンの離脱は重篤で長期間に渡ることを考慮することが非常に重要である。 症状が重篤であったり、治療に効果がない場合、抗うつ薬を再服用し再度より慎重に減薬する必要がある。
598 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:46:53.86 ID:4xE3teVy
重篤な離脱症状を経験した人は、セロトニン作動性活動の抜本的な低下を避けるため、週5%(または月、あるいはそれ以上)の投与量削減が求められる。
599 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:47:17.84 ID:4xE3teVy
しかしいくつかのケースでは、少しずつの断薬であっても離脱症候群が起こっている[4] 半減期の長いSSRIへ切り替え、それを減薬することは離脱症状の軽減につながる。
600 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:52:54.80 ID:4xE3teVy
ベンゾジアゼピン離脱症候群(ベンゾジアゼピンりだつしょうこうぐん、Benzodiazepine withdrawal syndrome)は、離脱症候の1つである。 ベンゾジアゼピンを長期摂取しベンゾジアゼピン依存症になり、断薬または減薬を行う際に現れる
601 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:54:03.95 ID:4xE3teVy
症例はアルコール離脱症候群やバルビツール離脱症候群に似ている(注1)。重症例では発作のような生命を脅かす離脱症状を引き起こす(注2)。重篤な生命を脅かす症状があるため、高用量からの急速・急激な減薬は制限されている
602 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:55:06.39 ID:4xE3teVy
長期離脱症候群としては、不安・イライラ・不眠・感覚障害などの症状が形成される。 少数の例では厳しい症状が起こり、統合失調症や発作性疾患などの深刻な精神病に似た症状となる。ベンゾジアゼピン離脱症候群の最悪の症例は自殺である(注3)。
603 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:56:22.21 ID:4xE3teVy
長期離脱は投与量を徐々に減らすことにより強度・深刻さを最小化することができる(注4)。ベンゾジアゼピン断薬はベンゾジアゼピン長期使用に伴う副作用があるため通常有益である(注5)。
604 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:57:44.16 ID:4xE3teVy
しかしながら長期間のベンゾジアゼピン利用者の場合は彼らの意思に反しての断薬を強制しないことが推奨される。
ベンゾジアゼピンの慢性使用は、脳内で薬効を打ち消す方向への身体的適応を起こす。これらは耐性と身体的依存として知られている。
605 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 07:59:06.85 ID:4xE3teVy
身体的依存が起こっている際に減薬・断薬すると、数々の離脱症状を身体的・精神的に引き起こす。これらは体が身体的依存から解き放たれ、薬無しの環境に適応し、脳が通常の機能に戻るまで継続する(注6)。
606 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:00:03.44 ID:4xE3teVy
一般的に、高用量・長期間のベンゾジアゼピン投与や急速な断薬は、より重篤な離脱症状が発生する可能性が高い(注7)。
選択した特定の患者群では離脱症状の出現は100%と高いが、その他の患者群では被験者の50%以上では離脱症状は軽いかあるいは全く無くベンゾジアゼピンを中止することができた。
607 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:01:06.73 ID:4xE3teVy
離脱症状はベンゾジアゼピンの断薬後、数週間または数か月続く可能性がある。患者のあるグループでは亜急性レベルで数か月または年あるいはそれ以上続く可能性がある。 長期間のベンゾジアゼピン使用は一定の治療を施しても重篤な離脱症状を起こす可能性がある。
608 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:02:20.53 ID:4xE3teVy
ベンゾジアゼピン離脱症状はその深刻な不安症状などのため、以前は誤診されがちであった。個人の離脱症状に併せた断薬スケジュールの作成や、ベンゾジアゼピン離脱支援団体の紹介・支援など、支援戦略の追加は断薬の成功率を高める。(注8)(注9)
609 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:03:02.71 ID:4xE3teVy
離脱症状は精神病に似ていることから、医師はしばしばベンゾジアゼピンが必要だと診断しがちであり、そのことが高用量ベンゾジアゼピン投与から抜け出す上での問題となる。
610 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:07:13.28 ID:4xE3teVy
2.症状
いくつかの離脱症状は対象薬がもともと処方された症状と同じである。断薬フェーズでは、再発とリバウンドの違いを識別することが重要であり、これはしばしば誤診につながっている。
611 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:08:57.03 ID:4xE3teVy
通常は低用量依存からの離脱症状は、たいてい断薬から6-12か月続き、徐々に時間を追って改善していく。
612 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:10:02.79 ID:4xE3teVy
症状は精神的な原因が無いことが多く、最終的に回復するまでに症状の良い日と悪い日で変動する(注1)(注2)(注3)。このような理由から、多くの専門家は長期間・短期間の投与のどちらでも、6か月は症状を評価し診断を再評価する機関が必要であることに同意している。
613 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:11:26.38 ID:4xE3teVy
定期的なベンゾジアゼピン投与中には、"耐性離脱(tolerance witdrawal)"現象のため離脱症状を引き起こすことがある。離脱を経験したため増量時の身体状態が通常であると感じ、そのため薬物を増量してしまう可能性がある。 しかしほとんどの場合は、減薬中に離脱症状が発生する。
614 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:12:54.37 ID:4xE3teVy
半減期が長いベンゾジアゼピンの投与では、離脱症状は最大3週間遅れて起こっている。短期作用型では離脱症状の発生は早く、頻繁に24-48時間以内に発生する(注4)。ベンゾジアゼピンやオピオイドからの離脱症状は通常投与後に発生することが小児科や救急医療患者では一般的である。
615 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:14:07.66 ID:4xE3teVy
このリスクは、投与の合計時間と投与総量に比例する(注5)。
急性ベンゾジアゼピン離脱症候群は2か月ほどで収束するが、臨床的有意な離脱症状は持続する。しかし数か月または数年を経て徐々に減少していく。
616 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:15:44.72 ID:4xE3teVy
離脱症候群の重症度と期間は、減薬の速度・服用期間と投与量・おそらく遺伝子的要素などに関係すると思われる(注6)。
離脱症状の深刻度に応じて削減速度を調整することが、離脱症状の強さと期間を低減する最も効果的な方法である。
617 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:17:12.23 ID:4xE3teVy
一部の人は十分に削減速度を遅く投与量を減少しても症状が安定しない場合がある。その場合ベンゾジアゼピンが抜けるのに十分に時間が必要であり、それまで気分が良くない可能性があるため、そのような人は単にベンゾジアゼピン系の断薬を保持する必要がある。(注7)
618 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:18:19.18 ID:4xE3teVy
ベンゾジアゼピンの長期使用は認知的・神経学的・知的障害を引き起こす。ベンゾジアゼピン認知は、断薬から一年後には、神経と知的障害が正常に復帰した。(注8)
短時間作用型抗不安薬のベンゾジアゼピンに身体依存している患者は、Interdose離脱を経験することがある。
619 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:19:31.78 ID:4xE3teVy
これは前回の投与が切れる用量の間に発生する離脱症状である。これは次の短時間作用型ベンゾジアゼピン投与の欲求を産み、リバウンド不安を引き起こす。(注9)(注10)
このようなリバウンド不眠やリバウンド不安などの症状は、わずか7日間のベンゾジアゼピン投与後に発生する可能性がある。(注11)
620 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:20:42.95 ID:4xE3teVy
別の試験では、わずか18夜のロラゼパム睡眠薬使用後にリバウンド離脱の影響を示した。(注12) リバウンドによる日中の不安と緊張は、短時間作用型ベンゾジアゼピン系睡眠薬のわずか7日間使用後に起こっている。7日後の離脱によるリバウンド不眠は元のそれよりも悪化している。(注13)(注14)
621 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:22:00.69 ID:4xE3teVy
さらに短期間のベンゾジアゼピンの断続的使用はリバウンド不眠症を引き起こす可能性がある。(注15)
短時間作用型睡眠薬の使用は、睡眠の開始に効果的でありながら、離脱の影響で睡眠の後半を悪化させる。(注16) 日中の離脱症状は、一般的にトリアゾラムに多い。これは非常に短い半減期による。
622 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:23:35.27 ID:4xE3teVy
10日間トリアゾラムを服用した患者では、不安・苦痛・体重減少・パニック・抑うつ・現実感喪失・パラノイアなどの発生が報告された。 これらの反応は、中間半減期を持つロルメタゼパムよりトリアゾラムのほうがより一般的に発生した。
623 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:25:20.66 ID:4xE3teVy
したがって、半減期の短いベンゾジアゼピン系睡眠薬のほうがより深刻な日中の離脱症状を起こす。(注17) 日中の離脱症状は、ゾピクロンなどの非ベンゾジアゼピン系でも起こる可能性がある。(注18)
624 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:26:08.76 ID:4xE3teVy
わずか8-9週間のアルプラゾラム(ザナックス)の規定投与量であっても、突然の中止後に不快・疲労・低エネルギー・混乱・収縮期血圧上昇・重度不安などの症状が発生することが判明している。(注19)
625 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:26:44.36 ID:4xE3teVy
以下の症状が減薬時に現れることがあるが、減薬量を小さくすることによって小さく・または完全になくす事ができる。
離脱が進むにつれ、患者はしばしば気分・認知の向上など身体的・精神的な健康状態を感じる。
626 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:29:37.53 ID:4xE3teVy
3.メカニズムと病態
ベンゾジアゼピンはGABA阻害を増強する。もし長期投与などによりこの阻害が継続すると、神経適応はこの中枢神経の抑制強化に対して、GABA阻害の減少とグルタミン酸興奮性の増強によってバランスをとる。
627 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:30:31.59 ID:4xE3teVy
ベンゾジアゼピンを中断すると神経適応はunmaskedされ、神経系の興奮と離脱症状の出現がおこる。
離脱時にグルタミン酸興奮活動が増加することが、キンドリング現象を起こすと信じられている(注1)。
628 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:31:05.47 ID:4xE3teVy
ベンゾジアゼピン離脱の既往歴を持っている人は再度の離脱には成功する確率が低いことが知られている(注2)。 アルコール離脱と同様、ベンゾゼジアピン離脱を繰り返すと中枢神経のsensitizationやキンドリングを導き、認知能力の悪化、症状と離脱期間の悪化を導く(注3)(注4)(注5)。
629 :
優しい名無しさん:2011/12/11(日) 08:45:30.09 ID:4xE3teVy
ジェイゾロフトを辞めた後の症状がベンゾジアゼピン離脱症候群に似ている。