1 :
優しい名無しさん:
▼人前で顔が赤くなるのは性格ではないの?
人前で顔が赤くなるだけならば、性格だということができます。SADは、人前に出て、話す、食べる、書く等、何らかの行為を行う際に、人並み以上に「笑われたら・・・」等の不安や恐怖を感じてしまい、日常生活や仕事などに支障が生じる病気です。
恥ずかしがりな性格であれば、同じ状況を何度もこなすことで「慣れ」が生まれてきますが、SADの場合は慣れて平気になるということはありません。
顔が赤くなることが恥ずかしくて、人前に出ることがためらわれる。しかも、それがいつまでたっても治らない、このような場合はSADの可能性がありますので、医療機関にご相談ください。
http://www.sad-net.jp/faq/index.html
2 :
優しい名無しさん:2011/02/25(金) 19:29:50.64 ID:aWAo6X0k
3 :
優しい名無しさん:2011/03/03(木) 21:09:21.38 ID:WOjnhwd/
ホシュ
4 :
優しい名無しさん:2011/03/05(土) 21:50:27.24 ID:gozdfwWh
§2 昔からあった対人恐怖
昔から対人恐怖や赤面恐怖に悩む人はいました。日本では、失敗を恥と考える「恥の文化」の伝統があることから、対人恐怖は日本人に特有のものと考えられ、特に若い男性に多いものとして、精神医学の分野でも以前から研究されていました。
しかし、このような症状は、病気ではなくその人の性格が原因で起こるものと一般的には思われてきました。内気、はにかみ屋、緊張しやすい、自意識過剰、神経質などの性格によるものと思われていたのです。
そのため、悩みながらも「性格の問題だから」とあきらめたり、「自分は弱い性格だ」と悩んだりして、人と接する場面を避けて生活をする人も多かったと思われます。
「赤面・どもり治します」などと書かれた張り紙を街中で見たことがある人もいるかもしれませんが、このような広告は戦前からあり、現在でも見かけることがあります。
これまで、対人恐怖をもつ人のなかには、民間の心理カウンセリングに相談に行ったり、話し方教室などに通ったりする人も多かったのではないかと推測されています。
このように、性格の問題とされてきた対人恐怖が、病気と認識され治療の対象になったのは、最近のことです。DSMでは、これらの症状は、不安障害のひとつの社会恐怖(Social Phobia)、また社交不安障害(Social Anxiety Disorder)と分類されています。
日本では最近まで、社交不安障害は英語名の "Social Anxiety Disorder"を直訳した「社会不安障害」という名称で呼ばれていましたが、「社会不安」という言葉には誤解も多いことから、2008年に日本精神神経学会において、
より実態に近い表現の「社交不安障害」という名称に変更されました。2008年に行われた変更なので、本やウェブサイトでは、まだ「社会不安障害」という名称が残っているかと思います。
社交不安障害は英語名の"Social Anxiety Disorder"の頭文字をとって、「SAD(エス・エー・ディー)」と呼ばれることもあります。
* DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)とは、アメリカ精神医学会が定めた精神障害を診断するときの指針。DSMは、現在もっとも普及した精神障害の診断の手引書である。日本語にすれば、「精神障害の診断と統計の手引き」となる。
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優しい名無しさん: