醜形恐怖症 Part26

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186優しい名無しさん
視力がかなり落ちていたことに気付かず裸眼で生活していたせいか、顔のパーツはぼやけてわからないのに、髪型が良ければみんな完璧な美人に見えた。
電車では乗員一人ずつ品定めして、美人はガン見(きっと迷惑)。街に出ると美人が多すぎて戸惑い、疲れる。

だけど眼鏡かけるようになってからは流行りの髪型にごまかされなくなった。前までは肌の白さやスタイルの良さにも騙されてたけど、よく見ると不細工な人って結構いる。早く眼鏡かけるべきだった。
それから横顔だとたいていの人が綺麗に見えて怖い。正面から見て安心することが多い。

人に好かれても「中身が同じで見た目が更によければ、もっと好きになってたでしょう?」と思ってしまう。
見た目のいい人と付き合ったことがあるけど、見た目のレベルの差ばかり考えてしまって、性格は大好きなのにいつも苦しかった。
ちょっとしたファンまでいるのが羨ましくて許せなかったし、そんな彼が自分を追ってくれるのがまた辛かった。