883 :
優しい名無しさん:
良美は足早に玄関に向い、目をつけていた靴ベラを手に取った。
リビングに戻ると良人が壁に手をついている。
近寄ると、息子のズボンと下着を引き下ろす。
良人は今まではおびえていたが、このとき少し喜んだ。
また母が叩いてくれる。
しかしその喜びは間違いだった。
一瞬の風を切る音。
続くのは臀部への裂けるような激痛。
あまりの痛さに背中がのけぞる。
だが一度では終わらなかった。
二度、三度続けて打たれる。
前回聞いた音とは明らかに違う。
肉の裂けるような痛み。
壁から手を放して逃げ出したいが、体が言うことを聞かない。
手も、足も動かない。
良美は確信した。
自分の言葉に怯える姿に優越感を感じた。
息子が歯をくいしばって痛みに耐えている姿がたまらない。
おなかを痛めて産んだ良人を虐めるのがたまらなく好きだ。
これが自分の息子の愛し方なのだ。
良美が満足して“罰”が終わったとき、良人の臀部は腫れあがっていた。
所々皮膚が裂けて出血し、血が滲んでいる。
泣きじゃくる良人にこちらを向かせると、幼い性器は勃起している。
皮を被った包茎ではあるが、先端からは透明の粘度の高い汁が垂れている。
それは痛みから来る本能なのかもしれない。
だが良美が軽く触っただけでたやすく射精した。
良人の体がマゾとして目覚めた瞬間だった。