東京都23区 精神科・神経科・心療内科情報交換 33

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85優しい名無しさん
精神科の訴訟です。


医療訴訟:向精神薬処方過失で妻死亡 夫ら提訴 /東京
ttp://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100328ddlk13040177000c.html


 併用禁忌の向精神薬を処方する過失で妻を中毒死させたとして、
中央区の会社社長、中川聡さん(49)らが26日、
都内の医師に約7400万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、中川さんの妻一美さん(当時36歳)は
04年1月から都内の精神科クリニック(08年閉院)で睡眠障害の治療を受け、
中枢神経抑制剤、精神神経用剤などの向精神薬を処方されていた。
04年9月には1日分として11種33個、その後も10回にわたり同量の薬を医師から処方され、
05年1月に死亡した。

 行政解剖で胃や血中から、処方されていた精神神経用剤など複数の向精神薬の成分が
検出された。死因は薬物中毒と推定された。

 この精神神経用剤の医師向け添付文書には、禁忌として「中枢神経抑制剤の
強い影響下にある患者には投与しないこと」と記載されている。
中川さんらは、承認用量の2倍など医師の処方は明らかに大量投与と指摘し、
一美さんは「中枢神経抑制剤の強い影響下」だったと主張している。

 また添付文書で併用注意とされる多数の向精神薬を、漫然と長期間投与したことも
医師の過失と訴えている。

 医師の代理人弁護士事務所は「何も話すことはない」としている。【和田明美】