>>443 初期の対応を怠って、何度も発作を繰り返すと、
その強烈な不安に対する恐怖が条件付け(学習)されてしまう。
そうなれば、恐怖症の一種になってしまう。
初期の対応が大切。そうやって不安に対する恐怖を学習させないことが大切。
つまり、二回目以降の不安発作を抑えるために精神安定剤などは必要になる。
このように初期のすばやい対応を怠らなければ、予期不安さえも後にひきずらない。
学習されてしまった恐怖、予期不安は、学習心理学の理論により、緩和させられる。
暴露療法などと言われているのもその一種。
人前に出ても何ともないのだということを再学習させるのである。
>>446 おっしゃるとおりだと思います。
恐怖症は学習心理学で解き明かされ、そして、
段階を踏んだ再学習で効果を挙げているらしいです。
恐怖は向こうからいっぺんにやってきて学習されパニック障害となりえましたが、
その逆は段階を踏まなければならないので、時間がかかります。
恐怖とは逆のリラックスした状態を意図して作り出せるようになる練習がまず必要になります。
そうして得られた恐怖とは逆の状態、安心を、日常と結びつけるのです。
まずは、想像された苦手な場面とその安心とを結び付けます。
想像から、実際の場面へと次第にその現実度を高めていくわけです。
だからいっぺんにはできない。薬とつきあいながら、時間をかけて再学習を行っていく。
またあるいは、論理療法というものもあると思います。
自分自身の内面への理解を深めていき、なぜに不安なのか、何が不安なのかを探求していくのです。
自分を理解することは、一番の薬になるだろうと思います。カウンセリングとはそれをガイドしてくれるものです。
一人で難しければ、専門家のガイドが必要になります。