46 :
優しい名無しさん:
男は満足げにうなずくと、いったん玲子から離れ、チャックを下ろすと自分のペニスを取り出した。それは完全に勃起していた。
──やだ、やだよぉ……。
膝の裏にすっと手を入れられて、玲子は片脚を持ち上げられていた。そのため股間が自然とひらいてしまう。男はそこに体を割り入れるようにして、玲子の下半身に自分の下半身を押しつけてきた。
ズブッ。
鋭い痛みが玲子を下から上へと貫いた、と思った瞬間に、すっかり挿入されてしまっていた。
「ああっ……」
男はため息をついた。それからゆっくり動きはじめた。
「ああ、気持ちがいい」
玲子は下から突き上げられ、振り子のように揺さぶられていた。なんだか振り落とされてしまいそうなのが怖くて、無意識に男の首にしがみついてしまう