1 :
優しい名無しさん:
【香山リカ,「心の時代」解体新書2】
内容
>あなたは本当に鬱病ですか.未熟型鬱病の増加.人格的な未熟さを根底に持ち,
>従来の鬱病とは異なり,他者に対して激しい依存と攻撃性を示し,
>不安・焦燥,自殺衝動が高い鬱病.社会規範の取り入れや秩序への強い同一化による防衛も希薄で,
>その性格は依存的でわがまま,自己中心的,顕示的になりやすい(阿部隆明).
>現代という社会規範の緩い時代には,
>鬱病もこういう未完成な形でしか出現しえないという仮説を述べている.
>いずれにしても,現在,そのボーダーが神経症や境界例などの人格障害とも地続きとなり,と
>りあえずSSRIを投薬されるために「鬱病」と診断名がついている病体の非常に多くが,
>実はこの未熟型鬱病ではないかと考えられる.
>極言すれば,現在の「鬱病ブーム」は「未熟型鬱病ブーム」なのである.
2 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 12:54:32 ID:+wVpHH13
【若者の鬱病】
>「ディスチミア親和型うつ病」は、「メランコリー親和型うつ病」と対比して、
>新型うつ病のひとつのタイプを表現する用語。
>うつ病概念の拡張と言えるだろう。
>通常「うつ病」の基本性格といえば、「メランコリー親和型」、「執着気質」
>また「循環気質」をさした。
>まじめで、几帳面、仕事熱心で、責任感が強い、集団との一体感が強い。
>このタイプの人が長く続くストレスに耐えられなくなり、
>発病するのが「うつ病」であり、「躁うつ病」である。
>「うつ病」は中高年に多く見られる。「躁うつ病」は比較的早く発症する。
>これに対し、「ディスチミア親和型うつ病」は、若者に見られる。
>従来の「うつ病」よりは概して軽症である。 しかし、完治は難しい。
http://shinbashi-ssn.blog.so-net.ne.jp/2007-10-14-1
3 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 12:55:02 ID:+wVpHH13
【若者の鬱病】
>特徴を言えば、他罰的で逃避的。
>会社よりも自分が大事。仕事よりもプライベートが大事。
>集団との一体化は希薄。
>学校と会社の段差につまずいている。会社は意外に厳しかった。
>休職をためらわず、むしろ、休職の診断書を要求する。
>会社ばっかり大事って言ってちゃダメよ、と育てられた。
>しかし現実には、会社第一でないと、とてもじゃないが
>やっていけなかったのだった。
>年代は10代後半から30代が多い。むしろ、入社してすぐが多い。
>社会のルールをストレスと感じる、既成の秩序を否定する気分が強い。
>これは別に悪いことではないけれど、会社になじむには、問題となる。
>当然の結果として、仕事熱心ではないことになる。
>それだけではなく、元々やる気がなく、熱心に何かを取り組んだこともないし、
>それで誉められたとか認められたという経験を持たない人が多いといわれる。
http://shinbashi-ssn.blog.so-net.ne.jp/2007-10-14-1
4 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 12:55:37 ID:+wVpHH13
【若者の鬱病】
>しかし、中には学生時代にとても活躍した人もいて、
>そのような人たちはまた別の病理なのか、考えなくてはならないだろう。
>何となく就職し、仕事のノルマや上司との関係など、
>規則や慣習やしきたりでがんじがらめの社会に直面する。
>壁にぶつかったと感じてうつ状態になる。
>主な訴えは「やる気が出ない」。
>反省するよりも、他人を非難することが多い。
>自分で本を読んだりして「うつ病みたいだから治してください」と受診してきて、
>診断書を「××の期間で書いてき下さい」といって休職を希望したりする。
>どうしてその期間なの?と聞くと、妻もそのくらい休んだから僕も、などと言う。
>偉い先生はこのあたりでとても驚く。
>抗うつ薬は効きにくい。
>慢性化することも多い。
http://shinbashi-ssn.blog.so-net.ne.jp/2007-10-14-1
5 :
單節 ◆X1SkSLY8TU :2008/05/04(日) 13:36:33 ID:YA1Jx2OO BE:1095163698-2BP(50)
また改行か。
そんなにお金に困っているの?
6 :
改行・・・・・まったく!:2008/05/04(日) 17:18:36 ID:vAk090ga
はい、終了!
7 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 17:45:20 ID:yalDr50X
終了
8 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 18:07:26 ID:+wVpHH13
【若者の鬱病】
>治療は、物事が思うとおりにいかないのは「うつ病」のせいではなく、
>未熟な人格に問題があるのだと気づくことが必要、と、偉い先生に言われたりする。
>治療は、物事が思うとおりにいかないのは「うつ病」のせいではなく、
>未熟な人格に問題があるのだと気づくことが必要、と、偉い先生に言われたりする。
>こう書いてくると、とんでもなくわがままな未熟な人との印象を持ってしまうが、
>そうでもないところもある。
>一方の観察として、自分勝手で、気ままで、、いい加減ということではなくて、
>自分の内面の秩序や習慣には頑固に固執するとの観察もある。
>社会や所属集団に忠実ではないけれど、自分には忠実なわけだ。
>「何に」のところはおいておいて、
>この「頑固で固執する」ところはやはり「うつ病」の特徴だろうと考えて、
>新型うつ病のひとつだと考えているわけだ。
http://shinbashi-ssn.blog.so-net.ne.jp/2007-10-14-1
9 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 22:47:28 ID:LQTXqgOs
香山先生の代表作ですね!!
10 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 22:52:19 ID:3GIFslHh
読んだよ。
で、何なの、って感じ。だから?何?っていいたい。
11 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 23:05:52 ID:8H/xGpIq
未熟な人格だろうとなんだろうと、鬱が発症している時点で治療の対象だと思うんだけど。
単に治りにくい患者と対面してしまった時に医師が鬱にならないための逃げの類別だと思うよw>ディスチミア
まぁ、こういうタイプの鬱もあるんでないの?
実際友達に学生の頃から精神科行って医者に
「アナタは病気じゃない、周りに甘えているだけ!」と説教されても
自分は頭がおかしい病気なんだと訴えては
精神科やらカウンセリングやら何かある度通って
遂に鬱病でパニック障害と診断されたのいるわ
最初はまた始まったか、くらいに思ったが
思い込み続けて本当の病気になることもあるのかもね
13 :
優しい名無しさん:2008/05/05(月) 13:32:02 ID:pOYH2EAz
健康なのに学校を休めばずる休みで叱られるけど、
病気なら正当化される。
未熟なまま大人になった人は、病気という
言い訳を求めて積極的に鬱を演じる。
>>13 そんなに病院を犯罪者扱いしたいのですか?
いいよなぁ、改行太郎のような管理教育統制で育ったスターリニズムは。
だけどそんなことしてたら個性がなくなっちゃうぜ。
┐(´ー`)┌(C)改行太郎
15 :
優しい名無しさん:2008/05/06(火) 17:31:23 ID:L9t1skC+
>>14 古くさっ( ´,_ゝ`)プッ
読んでてこっちが恥ずかしくなる。
勘弁してくんない?
17 :
優しい名無しさん:2008/05/08(木) 22:22:47 ID:e7vjOJCi
18 :
優しい名無しさん:2008/05/12(月) 08:27:46 ID:qk/NMwuJ
未熟型にはカウンセリングの併用が必須らしいね。
まぁ今の親世代が精神的に未熟なんだから、
その子供が人格的に熟成されるとは考えにくい。
逆に、親の幼児性で成長を阻害される可能性も高い。
ほら、よくいるだろ?2、3歳位の子供を怒鳴り散らす親とか、
よちよち歩きの子供を「自分の歩くペースで」連れ回している親とか。
自分の立場でしかモノが見られない親に付き合わされると、
子供からするといい迷惑なんだぜ。
実際、自己愛性障害の親から育てられた子供は
うつ症状を発症する確率が高いという話もあるしな。
子供のペースが分からないから、モダンタイムスみたいな食事になる訳よ。
想像してみ?機械的に、等間隔で食べ物を口の中に突っ込まれる食事を。
そしてたまらず吐き出したら罵声を浴びるか笑われるか。
こんな食事を、物心も付く前からやらされたら精神も壊れるって。
20 :
優しい名無しさん: