http://www.ebata-clinic.com/mecha/index.html 統合失調症の急性期エピソードの経過
前駆期には、不眠、不安、過敏、焦燥感、疲労感、食欲不振、集中困難など
不安症状とともに自律神経症状や注意力の障害が起こります。
思考もせばまったり、円滑さが見られなくなることもあります。
気分にも変化が起こり、憂うつ感、無関心、希望の喪失などがおこり、閉じこもり、
身の回りが不潔になってくることがあります。
対人関係にも変化が起こり、不信感、劣等感がつのったり、逆に、高揚感が強くなり、
濫費したり、服装が派手になることがあります。
http://www.karacli.com/schizophrenie.html02.html 陰性症状は発症した時点から現れることもありますが、通常は発症後数年経つうちに目立ってくるものです。
陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態にまで及ばないものを指します。
「及ばない」というのは、普通の人よりも感情の揺れや言葉・行動の動きが鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなることです。
代表的な陰性症状
・自閉 引きこもり、自分の殻に引きこもること
・無為 意欲が低下し、何に対しても関心がなくなること
・情動の平板化
・情動鈍麻 表情が乏しくなる、自発性がなくなる、感情の変化が少なくなる 声の抑揚がなくなる
・思考の貧困 会話が少なくなる、会話内容が貧しくなる、すぐに返答できなくなる。使う単語が少なくなる
・意欲・発動性欠如 身だしなみに気を遣わなくなる、だらしなくなる
・仕事や勉強が長続きできない
・快感消失・非社交性 趣味や娯楽などへの関心が薄れる、性的関心の低下 親近感を感じなくなる
・注意力の障害 ぼーっとしている、物事に集中できない