うつ病で療養中のすごし方 25日目

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435リスカ大佐 ◆MATRIXGtKQ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E7%99%82%E6%B3%95
森田療法(もりたりょうほう)は1919年(大正8年)に、森田正馬により創始された
精神療法(心理療法)である。内観療法とともに代表的な日本製の精神療法として
知られる。神経症を専門的に治療の対象とし、入院治療が主流であるが、
外来治療が行われることもある。現在では日本だけでなく、世界的に紹介されている。

森田学説は、主として2つの仮説からなる。 ひとつめは、ヒポコンドリー性基調説である。
ヒポコンドリーとは、ふとしたきっかけで不安感を覚え、心気症になりやすい性質のことである。
ふたつめは、精神交互作用説である。 これは、不快な感覚に対して注意を集中すればするほど、
不快感が増大することをいう。例えば、大事な用事がある時に限って下痢になってしまい、
「下痢になってはいけない」と思えば思うほど下痢がひどくなるなどである。


入院治療、外来治療ともに、治療効果を得るには、患者自身の「治したい」という
意思が重要であり、このような心構えがないと、治療の過程で脱落しやすい。
森田療法は、神経症の症状を「病気」として治すのでなく、患者自身の気づきと
行動パターンの修正を通じて、神経症の症状を受け入れていくことで治癒に到る
治療法と言える。

他の療法と比べると、厳しく感じられる治療法のため、一部の患者には敬遠される
場合もある。しかし、神経症に対する治療効果と「禅」にも通じる東洋思想的な
側面から、日本だけでなく、中国、アメリカ等にも広がりを見せている。