うつで療養中のすごし方 24日目

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875リスカ大佐 ◆0000LL/AXA
<宮崎高校生殺傷>20歳男逮捕「責任能力を問える」と県警 [ 06年8月27日 10時36分 ]

 宮崎県延岡市で24日未明に起きた高校生殺傷事件で、県警延岡署の捜査本部は27日、同市昭和町1、無職、原田優(ゆう)容疑者(20)を殺人と同未遂容疑で逮捕した。
原田容疑者は「男と女の人を刺した」と容疑を認めている。重要参考人として身柄を確保した際は常用していた精神安定剤を大量に飲んで意識不明だったが、26日夜から徐々に回復していた。
 調べでは、原田容疑者は24日午前0時45分ごろ、自宅近くの五ケ瀬(ごかせ)川の堤防上で、近くに住む県立延岡青朋高1年、森重和之さん(16)ら高校生の男女5人を刺し身包丁
(刃渡り約20センチ)で襲い、森重さんを一突きで刺殺し、別の高校の2年生女子の腰付近を刺して重傷を負わせた疑い。この女子高生と同じクラスの他の3人の女子生徒にけがはなかった。
 DNA鑑定の結果、原田容疑者の自宅で見つかった包丁に付着していた血液と殺傷された2人の血液は一致した。原田容疑者は県内の病院の精神科に通院しているが、
捜査本部は「刺したという認識が本人にあり、責任能力を問える」と判断している。原田容疑者は素直に取り調べに応じているが、多少混乱した発言もあるという。今後は動機などを追及していく方針という。
 高校生5人は事件の約1時間前から現場の堤防で談笑していた。原田容疑者は「お前たちうるせえが。静かにしろ」と言い、いったん立ち去った後に再び現れ、5人を襲ったらしい。
 近所の人などによると、原田容疑者は中学生の時に登校拒否になり、以降も家に引きこもりがちだったという。