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優しい名無しさん:
憂鬱か。うーん。憂鬱というのは、こうであってはいけないとか、こうであるべきだという
考えが強いと、余計に強まるよね。だいたいはそうなって欲しいと思うことに反すること
しか起きないからね。で、反することが起きた時に自分の持つ理想通りの状態に近づけ
ようと努力すると疲れる。そして失敗すると絶望感が起きる。成功しても力を使ってしまっ
てへとへとになる。
つまり、最初からこうであってはいけないとか、こうであるべきだというような理想を強く
持っていない方が憂鬱な状態にはなりにくいということだ。柔軟な考えを持った方が良い
ということでもある。
ただ問題は、世の中には柔軟でない人も居て、常識に乗っ取ってあたかも正義を行って
いるかのように思って人に強く要求する人が居る。たとえば学校へ行くべきだとか会社へ
行くべきだとか、その他色々あるが、とにかく人の状態を全く考えずにただ常識の型に
はめ込もうと強く要求する人が居る。こういう人の被害にあうと、そんな枠組みに完全に
入れる人はこの世にはまず居ないから、だいたいの人は悩みを抱えてしまうことになる。
元から無理な要求だからだ。人間は機械ではない (いやいや、機械だってたまに油を
さすなり点検するなりのメンテナンスが必要だ。それなしで動かし続けることを要求する
やつはただのバカだ)。だから、いかにしてこういう人を相手にせず、また言っていることを
真に受けないようにするかは大変重要なことだ。最低でも、そんな人に気に入って貰おう
などと思ってはいけない。それは自分の苦しみを増やすことにしか繋がらない。仕方なく
合わせるにしても形だけ表面的にやって、心の中まで影響させないようにしなければ
ならない。