マルコ10:25「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」
この節では「金には限界があり、しかもそれはこの世でしか通用しない。
神の国へ入るにはとても困難だが、その努力は必ず報われる」という事を言っています。
この針の穴というのは実は刺繍の針のことではなく
エルサレムの城壁に作られた入城ゲートの事だって知ってました?
元々は人間用のゲートでくぐり戸のようなもの。
商用でエルサレムに来た人たちなどは、ラクダに積んだたくさんの荷物を全部下ろし
ラクダにも足を曲げてもらって、大人の男性が数人でえんやこら押しやっと一頭通れたらしいです。
しかも一頭だけ連れて来る訳ではないので一日掛かりの作業だったとの事。
ラクダにしたらなんのこっちゃわかんないので、なかなか足を曲げてくれず
『エルサレムにラクダを連れて入るにはなんて大変なんだ!』と有名だったとか。
以上、うんちくでした。