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40優しい名無しさん
>>11  内容

  精神科医 春日武彦氏が分析する
★彼に必要なのは、自己否定感と世の中に対する信頼感★
「楽しい事が何もない」という方々に共通してるのは「楽しくたって、どうせ一時的なものだ」
という虚無感。突き詰めれば「人間、所詮は死ぬ」と身も蓋もない人生観に囚われ、
無気力になってしまう。こうした人は医療の現場で増えてると感じます。抑うつ状態に近いのですが、
うつ病ではありません。“うつもどき”とでも言いましょうか。
ただし、これが進行してうつ病になるわけではありまえせん。ステレオタイプな楽しさを求めることも、
虚しさを加速する一因でしょう。
TDLへ行くとか合コンへ行くとか、楽しそうな事で、楽しさを実感できるとは限りません。
他人からも「楽しそう」と思われなければ満足できないのかもしれませんね。
マイケル・ジャクソンは自宅に遊園地があったりと楽しそうなことをしているものの、
常に“楽しい事をしなければ”という焦燥間に駆られているよに見えます。
皆さんだってマイケルになりたいわけじゃないでしょう?
 そもそも、楽しい事が、本当にひとつもないわけではないはず。楽しい事を“楽しい”と謳歌するには、
ある種の前提が必要だと思うんですね。ひとつは自分自身に対する肯定感。
ひとつは自分が身を置く社会は「そう酷いトラブルには遭わないだろう」という、
安心感や信頼感ですね。こうしたものを感じられないと、とても寄る辺ないですよね。
「いずれ酷い目に遭うに違いない」と思っていたらやっぱり空虚になります。
 年を取ると自己肯定的になるわけでも、世の中に対する信頼感が生じるわけでもないでのすが、
何となく淡々としてくるんですね。それなりに世間と和解するわけです。
虚しさも薄まってくるものです。“淡々”と“和解”が、いつの間にか分相応の喜びをわからせてくれます。
年を取ることは妥協でも敗北でもない。盆栽ジジイの境地を目指してください。