ユベントスのペッソットが窓から転落、自殺未遂か
2006年6月28日(水) 12時23分 スポーツナビ
27日の正午前(現地時間)、
ユベントスのチームマネージャー、ジャンルカ・ペッソットが、
トリノのガリレオ・フェラリス通りにあるクラブ事務所の屋根裏の天窓から転落した。
ペッソットはユベントスでプレーしていた元イタリア代表(A代表で22試合出場)のDF。
転落した理由は明らかになっていない。
すぐにトリノのモリネッテ病院に運ばれ、重症ではあるが命に別状はないとのことだ。
彼は自分の事務所やユベントスの事務所の最上階にいたわけではなく、
1人で屋根裏にいて、15メートルの高さから建物の中庭に転落した。
落ちた先には2台の車があり、
これがペッソットの転落の衝撃を吸収する結果となった。
一命は取り留めたものの、転落の衝撃で
脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)、かかとの骨を骨折し、
同日午後(現地時間)手術を受けた。回復の見通しは明らかにされていない。
ジャンルカ・ペッソットは、個人的な問題のため、うつ病の症状を訴え、
医師の治療を受けていたことが捜査情報より明らかになった。
また彼が発見されたとき、手にはロザリオ(数珠)を握っていたことから、
捜査当局は、事故ではなく、自殺未遂だったのではないかという見方を強めている。
ペッソットは今季限りで現役を引退し、ユベントスのチームマネージャーに就任していた。
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