>>145 普通の精神科医が、診療報酬の関係もあって、精神療法のワクを使わず、
通常診療のワクでOCDを扱うと、SSRIのみ、あるいはよくて、
プラス行動療法の宿題(院内エクスポージャーは無し)、というところがせいぜいかと。
(それでもSSRI以前には「不治の病」扱いだったことを思えば、まだましかも)。
行動療法のところは、自分で補完できないこともないので、
(こんなスレがあるなんて、以前には考えられなかったよ)
本読んで、関連サイト回って、このスレをペースメイカーにも、
ガス抜きにもつかって、なんとか効果を高めてください。
>>144 > 症状をリストアップした紙の中から先生が選んで、
> これやってみたら?って感じですね。
まあ、そんなもんですかね。かつて私が受けた某大学病院でのそれもそんなもんでした。
いや、私は不潔恐怖なのですが、もっと強引にヤらされました。
初診からいきなり診察室の床に手をべったりつけさせられました。後の回にはその床に寝そべらされました。もちろん、その後、手洗い禁止です。
確かに、それで床や地面についての恐怖は消失しました。しかし、私の恐怖の本丸については、その医師も嫌がっていたのです(
>>47 参照)。
# ひょっとして、みんなに悪影響を及ぼしてしまうかもしれないが、私が受けた「認知行動療法」をくわしくここに書いてみようかと思っているのですが…
> 他のSSRI・SNRI・アナフラニールなんかも副作用が怖くて飲めなくて(汗)
本当は、医師がそういうこともきちんと説明して、安心して服薬できるように導いてくれるといいのですがね。
> それと薬価が高いのも(汗)
公費負担制度(昨年度まで「32条」と呼ばれていた)というものがありますよ。
[メンタルヘルス板] 強迫性障害 part 18 (現在 dat落ち) レス 429 で知った
http://menhelfaq.tripod.com/ を参照。ただし、今年度からは自己負担率が 5% から 10% に上がった。
理解なんて所詮は幻想
同じ経験した者でも分かり合えるわけではない
メンヘルに限らず物事の深層的な理解は僥倖に近い
自らを哀れんで嘆こうが理解なき者を非難しようが現状の変化には繋がらないし、
初めから期待しない方が精神衛生的でいい
妻が強迫性障害と診断されました。
強迫観念として
@過去の失敗が他人に知られることに対する恐怖
AEメールやBBSに投稿したことで自分の個人情報が漏れるのではないかという恐怖
強迫行為として
@家族にたいして、「自分は間違っていないよね」「おかしくないよね」と何度も確認
A匿名BBSにたいする上記@のような書き込み
とくに強迫行為Aと強迫観念Aがリンクしてとんでもない悪循環となっています。
まだ通院開始から1ヶ月くらいで、薬物療法をとっているのですが
薬を飲み始めてしばらくは強迫行為がおさまっていました。
しかし先週、泌尿器科医の個人HPに書いてあるメールアドレスに
「過去に小便を過度に我慢していた時期があるのだが、今頃になって
膀胱炎になったりしないか」といった内容のメールを送ったらしく
その返事がこないこと、さらに自分の情報はもれるのではないか
といった不安でずっと鬱な状態です。
同じような症状で行動療法を行ってる方、いらっしゃるでしょうか?
また、どんな療法が有効かご存知のかたおられましたら教えてください。
>>149 幻想と言うのはちょっと言い過ぎかもしれないけど、
「完全なる」理解は出来ませんよね。
結局は自分の経験に照らし合わせたり、ヴァーチャルで経験したりするわけなので、
少しぐらいのずれがあるのは仕方がないと思います。
まあ、理解を期待せずに自分で立ち直れるレベルだったり、そういうしっかりした人であればいいですが、
世の中には人にすがらないと生きていけなくなってしまう人もいるのは事実なので、
そういう人にとっては完全でなくとも大枠を理解してもらうというのは大事なのではないでしょうか。
もっと厳密に言えば、理解されることが重要なのではなく、
理解されていると本人が思うことが重要なわけで、
極端な話、まわりが理解しているふりをして本人が満足すればそれでいいのです。
それを見抜いている人から見ればばかげていてあきれてしまいますが。
>>152 薬は1ヶ月程度では効果が現れないことも多いそうです。もう1ヶ月以上辛抱してください。
念のため、ご服用なさってるのは
>>142 にあげた薬のいずれかですよね?
できることなら、
>>47-48 のいずれかの本を読んであげてください。
155 :
152:2006/06/26(月) 08:09:38 ID:JjNPwOAm
>>154 レスありがとうございます。
薬は
・ドグマチール錠50mg
・デパス錠0.5mg
を朝晩1錠ずつ
・デプロメール錠25mg
を朝昼晩1錠ずつ服用しています。
>>156 多剤併用を指摘してる原井医師のページからですが、関係ありそうなところを引用してみます。
Medlineを1991〜1999年4月について検索した原田医師の文献レビューでは、
http://homepage1.nifty.com/hharai/ocd/txreview.htm *実地臨床ではブロマゼパムなどの抗不安薬や抗精神病薬が処方されたり,行動療法以
外の精神療法が行われたりすることが多いが,これらに効果があるとする根拠はなかっ
た。
治療の実際
http://homepage1.nifty.com/hharai/ocd/how2tx.htm (2)物質関連障害
BZ系薬物による治療歴がある場合,薬物依存が起こることがある。物質使用障害が寛解
していない場合は,他の治療が行えない。断酒・断薬を最初の治療目標にする必要があ
る。断酒・断薬後もBZ系薬物は禁忌になる。一般的な教育・指示で物質使用障害が寛解
しない場合は,専門的な施設へ紹介することが勧められる。
=治療=
説明
薬物が有効なのは十分な量を十分な期間服用したときのみである。抗うつ薬の場合は効
果がわかるまで3週間以上かかる。前治療で抗不安薬による治療しか経験したことがな
い患者の場合,薬を減らそうとしたり,頓服使用しようとしたりする。不十分な効果し
か得られず,患者が薬物に不信感を持つ原因にもなる。事前の十分な患者教育と投与開
始後から効果が現れるまでの期間のサポートが薬物療法に必要である。
治療計画
抗不安薬による薬物療法はその場の状態が対象になるので,特に禁忌が無ければ初診日
から開始できる。抗うつ薬も副作用に患者が耐えられる見込みがあれば,初期から可能
である。
SRIと抗精神病薬(ハロペリドール)の併用療法は1994年に有用性ありと出てるんだがな
SSRIによる副作用の予防とうつ病に対する効果の両方の意味でスルピリドを併用する場
合があるようです。
フルボキサミンの副作用に吐き気や食欲不振があることから、食欲不振があり,心気的
な方には,最初から「スルピリド(ドグマチール)」を少量併用(通常は朝夕50mgずつ)
することはあるようです。加えて患者さんによっては,スルピリドを中止するとうつ状
態の再燃が起こることもあり,長期的に併用せざるを得ない場合もあるらしいです。
デパスなどのBZ系(ベンゾジアゼピン系)抗不安薬は、抗うつ剤が効いてくるのに1ヶ
月以上かかることから、「薬が効かない」という思いを患者が持たないように、「飲め
ば効く」抗不安薬を同時に出すことがあるようです(病気そのものの改善には効果がな
いにしても、患者さんの毎日のQOLの改善にはなるだろうと)。
抗うつ剤の副作用についても、効果の遅さについても、実は医師がしっかり説明して患
者さんが納得するなら、単剤療法が可能であるようにも思うのですが。
>>158 とりあえずメルクマニュアルから。
http://merckmanual.banyu.co.jp/cgi-bin/disphtml.cgi?url=15/s187.html 強迫性障害/治療:
暴露療法が有効である。その不可欠な要素は強迫観念,儀式または不快感の引きがね
となる状況または人への暴露である。暴露後,儀式は遅延されるかもしくは予防され,
暴露によって引き起こされた不安が馴化によって消失する。患者は,儀式が不快感を減
らすために必要ではないことを学ぶ。寛解は通常何年も持続する。それはおそらくこの
自助法を修得した患者が,正式な治療が終了した後の生きる方法の1つとして,多くの
努力なしにこれを使用し続けるからであろう。
多くの専門家は,行動療法と薬物療法を組み合わせるのが最良の治療法であると考え
ている。強力なセロトニン再取込み阻害薬(SRI),選択的セロトニン再取込み阻害薬
(SSRI――例,フルオキセチン,フルボキサミン,パロキセチン,セルトラリン)およ
びクロミプラミン(三環系抗うつ薬)が有効である。ほとんどのSSRIは,低用量(例,
フルオキセチン20mg/日,フルボキサミン 100mg/日,セルトラリン50mg)で高用量と同
様に有効である。パロキセチンの最小有効用量は40mgである。いくつかのデータがモノ
アミン酸化酵素阻害薬の使用を支持しているが,大半の患者がSRIに対して反応するた
めに,それは適応とされたり必要とされることはほとんどない。SRIの作用を増強する
ためにハロペリドールを使用するのは多くの強迫性障害患者およびチック障害患者(例
ジル-デラ-ツレット症候群)にとって有効である。非定型抗精神病薬による増強はチッ
クを併発していない患者に有用であることがある。
163 :
152:2006/06/26(月) 22:02:09 ID:JjNPwOAm
みなさん、貴重な情報ありがとうございます。
ひとまず、薬を服用させながら認知行動療法を
自分なりにさせてみようと思っています。
内容としては
・おそってくる強迫観念を書き出す
・それに対して感じる感情(不安・恐怖など)を書く
・強迫観念を打ち消すためにしたいとおもう強迫行為を書く
(ただし、絶対に強迫行為を実行にうつさせない)
・その強迫観念にたいして他者から相談されたらどう答えるかを書く
(合理思考?)
こんな感じでやってみようと思っていますが
なにぶん素人なもので、まずい点がないかどうか心配です。
OCDコラムに「フルボキサミンにスルピリド(ドグマチール)を併用して約6カ月の薬物療法を行った結果、症状は正常範囲まで鎮静しました。」と書いてあるな
>>158 >>160-162 >>164 そうですか。
また、いつもの悪い癖で、たまたま「読みかじった」浅薄な知識だけで、余計なこと言っちゃったかもorz
>>159 も無駄なことしちゃった。
152 さんには、安心して治療を続けてくださるように。
どうも、すみませんでした。
>>166 いやいや。
あなたの指摘がきっかけになって、短期間にこれだけの情報が集まった訳だし、
「問題提起」だとすれば、方向は決して間違っていないと思うよ。
一人が全部知っていなければならない訳でもないし(そんなことは不可能)、
違っていたら、まわりが「つっこみ」入れて修正してくれる訳だし、
それがこのスレの利点ではないの。
落ち込まないで、どんどん書いてくださいな。
あと、メールの返事は期待しているよ。
>>167 ありがとうございます。
メールは正確には掲示板なので、原井先生からご回答いただいても、こちらには転記しないことにします。
ぜひ、その掲示板[患者のための医療相談]をチェックしてみてください。>この問題に興味がある方々
169 :
152:2006/06/27(火) 20:26:28 ID:eJI4WvGs
返事が遅くなりました。
>>165 いまのところ「○○しないと、恐ろしいことが起こる」
というような形ではないみたいです。
ただ、「わたしのしたことでみんなに迷惑をかけてる」とか
「わたしがこんなんじゃなかったらみんなで楽しく暮らしているはずなのに」
とか、自己嫌悪みたいなものが強くあるようです。
>>166 私自身、まったく知識がないのでいろんな意見を参考にできてありがたいです。
167さんのいうように、あなたのおかげで薬に対しての不信はなくなりました。
まだ療法を始めて2日しかたってないというのに、妻がとても辛がっています。
まったく人に聞けないのがすごく辛いと・・・
この方法をする以上、強迫行為はまったくさせないほうがいいのですよね?
>>169 反応妨害(強迫行動を止めること)の最中に、その「つらさ」の度合い(100が最悪、0が平気として、いまどれくらいか)と、
頭に浮かぶ自動思考を、本人に記録してもらうといいと思います。
165さんがあげているエクスポージャー・シートをご覧になるとわかりますが、
最初のうちは1分ごとに、といった感じで刻々と記録する形になっています。
時間が経つほど間隔が開いていくのは、「つらさ」が反応妨害の最中に、次第に下がっていくからで、
それを自覚できると、次からの反応妨害にも、本人のはげみとなると思います。
他の人が書かれていたように、本人が納得ずくでやるのが一番です。
(でないと、強迫行動のかわりの何か見えにくい行動を始めることもあるので)。
治療のしくみを簡単に説明したものがあれば、一緒に読んであげて、
分からないところは、このスレに質問するなどして、疑問点はつぶしていってあげてください。
171 :
152:2006/06/27(火) 21:55:38 ID:eJI4WvGs
>>170 レスありがとうございます。
>>163に書いてあるようなことを手探りですがやっているところです。
しかし、なにぶん素人なものでまずいところがないか心配です・・・
エクスポージャーシート、見てみましたが使用方法がよくわかりませんでした。
妻のような症状の場合は、どのように書けばいいのでしょう?
>>171 んーと、まずはこのあたりをご一読ください。
暴露・反応妨害のしくみがわかります。
http://kyou89.fc2web.com/k2_koudou.htm おおざっぱには、
*暴露(エキスポージャー exposure)
不安を生じさせている状況に、実際に(もしくはイメージで)直面し、不安状況を体験する。
*反応妨害(response prevention)
強迫衝動や不安をそのままにして、強迫行為をあえてしない。
何が不安・強迫思考のきっかけになるかを、まずは洗い出す必要があります。
あえて、その「きっかけ」を与えて、しかも「強迫行為をあえてしない」のが、暴露・反応妨害です。
「強迫行動をしない」という行動の変化を通じて、思考・感情が変わっていきます。
エクスプロージャー・シートは、「きっかけ」を与えて、
強迫行為をせずに我慢する時に使用します。
173 :
152:2006/06/29(木) 18:52:07 ID:zOCFmDnQ
>>172 返事が遅くなって申し訳ありません。
とてもわかりやすいレス、ありがとうございます。
そこをみながら、なんとかやってみようと思います。
またわからないことがあったら、よろしくお願いします。
遅レスですが、
>>165 さんは、私などよりはるかにこの方法に対する研
究が進まれていますね。というより、施術者サイドの方?(ならば、失
礼しました。)
>>170 さん、
>>172 さんは、まさに施術者の方っぽいですね。
閑話休題。いま、気の向いたときに前スレの過去ログ(
>>6 参照)を読
み返しております。それで、気づいたことを二つほど。
まず、
>>150-151 の補遺という感じですが、すちゃさんのレス 215 の
「OCDを治療していく機能を自分の内部に構築する」
というお言葉がとても気に入りました。
レス 217 に紹介されている URL ですが、現在では末尾の `l' を取り
除かないと、404 をクらいます。
ttp://ocd-2004.hp.infoseek.co.jp/ninti.htm ([@ 【強迫性障害について】]も必見。でも、IE でなきゃ見られない
というのがなんだかなー。)
(なお、他の Web 掲示板風にカキコしていましたが、別スレで読みづら
いとクレームをいただいたので、段落内に改行入れるようにします。)
田村 浩二『実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35 』
文芸社 (2001/10) ISBN:4835527712
有名な本らしいのですが、私は初めて知りました。
なった者にしか分かってもらえない病気なので、体験者の本は貴重です。
わずか84ページの本ですが、強迫性障害を乗り越えた著者の体験のエッセンスが凝縮されています。
なにより、治るための強い動機付けになります。
著者には他にも本がありますが、最初のこの本が、一番よいと思います。
行動療法全般について、次のページは分かりやすくて詳しいです。
基本がわかると、実践でも確信が持てます(これって大事ですよね)。
駒沢大学文学部心理学科心理学特講レクチャーノート
ttp: //www1.accsnet.ne.jp/~ratnin/lectureindex.html
>>175 私も初めて知りました。でも、読んでみたいですね。
しかし、私の場合、本などが聖域なので、「勇気」がいります。
>>47-48 の本も、
最後の一冊を除き、今より症状が軽かった自分に入手して、所有しているのだが、
今は、自宅のあちらこちらが「汚染」されたと思い込んでいることもあり、それ
らの本は本棚から取り出せないでいる。
「おまえ、本当に治る気あるのか?」「別の病気まざってないか?」といわれそ
うですけど……。自分の心を整理するのに、今しばらく時間がかかりそうです。
* * *
>>176 同意。正直、未完成の感がありますけど、行動療法・認知行動療法の理論的根拠
を知るに絶好のノート。
連続投稿失礼します。
まず、
>>177 の誤記訂正から: 自分→時分 :-p
文脈で分かると思いますが、念のため。
* * *
またまた、前スレから。
> 230 [2005/07/31(日) 18:52:35 ID:u8VpsHhG] 優しい名無しさん <>
>
> 強迫で6年の漏れが来ましたよ。
> で、最近おもろい考え方を実行してます。
> それは「自分が指定するダメな状態でわざと行動すると、なぜかいいことがある」
> という思考です。
> たとえばいやな状態に嵌る→強迫行動の反応妨害する→そのままあえて何かしてみる→
> もちろんすごく辛いが何か得するような状態というか機会が回ってくる→ちょっと強迫行為が
> 止む
> ・・・・というような。
> 232 [2005/07/31(日) 21:20:32 ID:kaNjzTXU] 優しい名無しさん <>
>
> >230
> おお、なんかブリーフセラピーとかの、「症状処方」みたいだな。
>
> ↑パンツじゃないぞ、短い(Brief)だ。
これも "tip" になりそうです。でも、正直、私は、何度読み返してもピンと来
ないのですが……そもそも「症状処方」とは何ですか>詳しい方。
>>178 >症状処方
わかりやすいのだと、足がブルブル震えて止まらないとします。
このとき、足の動きを止めようと努力する(足の筋肉に力を入れる)とますます震えてしまう。
(震え→止める努力→震え→……悪循環がつづく)
では、どうするか。
あえてわざと足を震わせてもらう。ぶるぶるぶるぶる。
「もっとふるわせて……(数分経って)……はい、もういいですよ」
と、震えはすでに随意的になっているので、あら不思議、震えを止めるのも随意的にできるようになっている。
足の震えはこうして止まる。
この場合の症状は「足の震え」です。それを止めるのに「足の震え」を処方する。
という訳で「症状処方」な訳です。
症状処方は、症状を止めようという本人の行動が、
逆に症状を維持する悪循環の一部となっている場合に効果があります。
強迫性障害なら、「不安や強迫思考のイヤな感じ」を止めようとして、強迫行動をしてしまう、
それで「イヤな感じ」が少しマシになる→ますます強迫行動……
という悪循環がある訳ですが、この場合の症状処方は、
あえて「不安や強迫思考のイヤな感じ」をしてみる(そしてそれを止めること=強迫行動をしない)
ことなので、暴露=反応妨害が、そのまま症状処方みたいなものかも。
>>179 ありがとうございます。とてもよく分かりました。
google で「ブリーフセラピー "症状処方"」を検索しても、分かりやすい説明を
見つけられなかったのですが、お陰で助かりました。
181 :
180:2006/07/04(火) 19:46:14 ID:s1Ql5ujl
>>179 そういえば、症状処方は
[過重課題]
ttp://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/tool50.html にも似ていると思いました。しかし、これは暴露反応妨害法(ERP)とベクトルが
正反対なようです。
強迫観念に症状処方を行うと、ERP
強迫行為に症状処方を行うと、過重課題
と理解してよいですか?
# 過重課題は適応範囲が ERP よりも狭いように思われますが。
でも、どうなんでしょう。たとえば、外出前に火の元の確認を10回くり返さない
と済まない人は、わざと100回くらいくり返してみると、どうなるんでしょうね。
>>182 ご指摘ありがとうございます。なんとなく、分かりました。
184 :
優しい名無しさん:2006/07/07(金) 17:00:48 ID:MYDlaaLO
保守します。
185 :
優しい名無しさん:2006/07/07(金) 17:10:01 ID:Mw65BOI1
以下、不潔恐怖の人にさえも参考にも何にならないでしょうが……この後に呈し
たいと思っている私の ERP に関する根本的(?)疑問への伏線のつもりです。
私が某大学病院で課された ERP の対象:
診察室の床: 手、全身、雑誌(床に置く)
院内の廊下の床: 手
院内の便所
小便器の外側: 手
洗面台の蛇口がついている面: 手
洋式便器の便座: 尻(排便する際のように下着を脱いで座る)
自分の靴の中と足の裏(靴下着用のまま): 手
「不潔」に暴露された てのひら をさらに ほっぺた と髪にもこすりつけました。
その他、自宅での「宿題」があったのだが、説明が煩瑣になるので割愛(万一ご
要望をいただけば述べます)。
(つづく)
(つづき)
記憶に残ったセッションでのことば:
(初回から)「この部屋で一番汚いと思うところは?」
私「床」
「じゃあ、床に手をついて」
私「普通の人は平気なんですよね」
「そういうこといってると、ますますやりにくくなるよ」
(セッションの回数も中ほど)私「少しはよくなったんですけど……」
「そんなんじゃ全然足りない。10回で治そうというんだから、相当な努力をしな
ければいけないんだからね」
((注))「10回」というのはあくまで先方の都合である。セッション数がそのよう
に定められていた。
私「『強迫性障害からの脱出』にはもっとゆるい課題から設定してるんですけど」
「『強迫性障害を自宅で治そう』を読んでないでしょう?あのように過激な方法
もあることを知ってください」
「やればやるほどよくなる」
「自分をいじめるつもりで」
「院内で一番汚いと思うところは?」
私「便器の中」
「便器の中はねー」
私「風呂に入らないでも外出できるようになりたいですね」
「どうして?いいことじゃない。僕も毎日外出前には20分くらいかけて体洗って
るよ」
別スレでも同じようなことを書いたので、ウンザリされる方も多いかとは思いま
すが……すみません。
しかも、実は、この問題は、何ヶ月も前に認知療法入門スレですちゃさんと対話
することができて、一応の「結論」が得られているわけですが……すみません。
[初めての認知・論理療法 Part4 〜質問回答歓迎〜]
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1142046271/82 86 88 89 91
しかしながら、ERP の課題の設定は、治療者の価値観(?)に左右されるものなの
でしょうか?スタンダードといったものはないのでしょうか?
『自宅で治そう』のみが唯一「汚染源」=「ERP の対象」として便について言及
しています。[*1] 他の解説書では「普通」の人の普通の生活を基準にしている
ようですが、便については一切触れられていません。
『自宅で治そう』に批判的な専門家もいるみたいです(『不安でたまらない人た
ちへ』『心が脳を変える―脳科学と心の力』のシュウォーツ)。
[*1] ある精神科医に紹介したら、「それはやりすぎですね。究極の暴露ですけ
ど、それで効果があるか疑問です、民族的な違いもありますし」。また、別の回
には、私が「流した後の便器の底は真っ白できれいに見えるが、誰も触りたがり
ませんよね」と申すと、「そうですね、新築時の未使用の便器でも万一触ったら、
気にする人は、手を洗いますね」。
(この先生の言葉がどうしても頭から離れません。私は強迫のほかに何か精神疾
患があるのでしょうか?)
不潔恐怖、洗浄恐怖の彼。
不潔恐怖、洗浄恐怖で障害者認定2級の彼。
なにより精子が一番怖いらしいんだけど、今日は生でしてくれた。
彼は逝ってないけど、汚染妄想とかこの後されんじゃないかと思って不安だよ。
浴室からずっと出てこないし。
>>186-189 (自作自演)
おまいのせいで、文字通り「糞スレ」にしちゃったかもな。
解説書にあった家族などの本人へ対応の仕方についての説明に、何度も同じ事を
確認する患者には
「あなたはもう答えを知っている」
などと応じるのがよいと書かれてあったよな。
おまいももう「答え」を十分知ってるのだから、何度もいろんなところで質問す
るな、ヴォケ!
――そういうわけで、皆さんはかまわず別の話題に移行してください。
強迫性障害のスレにも書いたのですが、
>>175さんの紹介された本を早速取り寄せて買ってきました。私はずいぶんましになってきてはいますが、思い込みのような、感情的な部分がコントロールできてないなと自覚しました。
強迫性障害のスレにも書いたのですが、
>>175さんの紹介された本を早速取り寄せて買ってきました。私はずいぶんましになってきてはいますが、思い込みのような、感情的な部分がコントロールできてないなと自覚しました。
確かに勇気づけられる本でした。教えて下さってありがとうございます。しばらくマイペースに、本気で治せるように頑張ろうと思います。
同じの二回書いちゃった…orz すみません。。