メンヘラーにも医療情報・エビデンスを

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1優しい名無しさん
精神医学を含めて医学は昔に比べて著しく進歩しています。すべての病
気を完全に治療し、一切の再発をコントロールするところまでは残念な
がら行っていませんが、かつて難病と呼ばれた疾患について特に一部の
疾病の本質を明らかにしそのコントロールにある程度成功しています。
また進歩の速度も上がっているので、どの年代の医者であっても、かつ
て学校で学んだ知識は現役の医者にとっては古い知識であることが多い
です。医者は学び続けなければなりません。そして患者も、つねに「現
時点で最も有効であるとの証拠がある治療法」を求めるべきです(その
権利があります)。
しかしこの権利を行使するためには、DSMIVやICD10のような診断基
準に正確に従った正しい診断と、エビデンス(臨床研究の専門家がボラ
ンティアの患者さんを対照にした臨床試験を無数に行った、その結果を
まとめた情報)が必要です。
それらをまとめて治療のガイドライン,標準的な治療方針を提示した文
献もあります。知る必要があります。ほとんどが欧米で行われていま
す。これらは英語でインターネット上に埋もれています。たくさんある
ので探し方に工夫が必要です。これらはサービスの消費者である患者さ
んも読むべきものです。
このスレは、メンヘラーが利用できるエビデンス源やその探し方などに
ついて情報交換の場にしたいと思います。むろん医療関係者の参加も歓
迎します。
2優しい名無しさん:2005/10/08(土) 10:50:01 ID:wpqoF4Cy
長すぎだろ
222222222222222222222222222
3優しい名無しさん:2005/10/08(土) 12:54:00 ID:FbQr7n5z
なるほど。長いものが読めない(つらい)人もいるな。

(短くすると)

情報のないメンヘラーは、薬漬けにでもなって、インチキ療法を渡り歩いて下さい。

情報のあるメンヘラーは、治療期間を今の半分にできるかもしれません。

(誇大広告になった)
4優しい名無しさん:2005/10/08(土) 12:57:45 ID:z5HclgqO
なんだとー!
>1 はよ死ね!
5優しい名無しさん:2005/10/08(土) 12:58:08 ID:off26Q4W
よん(ry
6優しい名無しさん:2005/10/08(土) 13:17:04 ID:FbQr7n5z
(このコクラン・レビュー抄録集 日本語版から)
慢性疲労症候群の成人に対する認知行動療法
Cognitive behaviour therapy for adults with chronic fatigue
syndrome
Price JR, Couper J
最終更新日:24/08/1998

結論:認知行動療法は,慢性疲労症候群の成人の外来患者に対しては有
効でかつ受け入れやすい治療であるように思われる.慢性疲労症候群
(CFS)は,ありふれた,かつ高度の機能障害をもたらす障害である.こ
の治療法が永続的な機能上の利益をもたらしうる可能性をもつことを医
学会が認識し,健康サービスの管理者がこの治療法をもっと受けやすく
する価値がある.

(要するに、慢性疲労症候群(CFS)に認知行動療法は効く)。


7優しい名無しさん:2005/10/08(土) 13:19:36 ID:FbQr7n5z
(このコクラン・レビュー抄録集 日本語版から)
禁煙のための催眠療法
Hypnotherapy for smoking cessation
Abbot NC, Stead LF, White AR, Barnes J, Ernst E
最終更新日:18/02/1998

結論:催眠療法は,6ヶ月後の禁煙率に対して,他の介入や無治療以上
の優れた効果を示しはしなかった.
非比較試験により主張されている禁煙に対する催眠療法の効果は,ラン
ダム化比較試験の分析では確認されなかった.

(要するに、催眠療法は禁煙には効かない。もっとましな方法がある)。
8優しい名無しさん:2005/10/08(土) 14:07:21 ID:as/ji/nd
>>1
古いのはゴミ箱に捨てろ。
家がごみ屋敷になるぞ。
9優しい名無しさん:2005/10/08(土) 16:08:06 ID:UhLA83+H




まで読んだ
10優しい名無しさん:2005/10/09(日) 22:05:10 ID:e5YerWPi
「APAの治療ガイドライン」の要約

このコンテンツではアメリカ精神医学会APAが出しているガイドラインをもとに、
それを一般向けに分かりやすく要約して提示します。
もちろん、ガイドラインにあることが全てであって、
それ以外の治療法は正しくないと主張するものではありません。
ただ、それぞれの疾患についてオーソドックスな治療アプローチは
どのようなものであると考えられているのかをお示しするものです。

http://www.02.246.ne.jp/~psykoba/library5.html
11優しい名無しさん:2005/10/10(月) 11:12:56 ID:itkGuxCv
>>10

どこから引っ張ってきたのか(引用したのか)分からないものは、
全然役に立ちません(信頼性無し)。

で、このガイドライン何時の?

やり直し!
12優しい名無しさん:2005/10/10(月) 11:18:22 ID:qHI5NQuh
でも、きみたち、英語読めるの?
13優しい名無しさん:2005/10/19(水) 12:47:36 ID:+4p3ic5E
>>1
続きはどうした?
14優しい名無しさん:2005/10/23(日) 19:54:35 ID:xP9UUDNO
日本語で探せるデータベースをいくつか書いときます。

国立情報学研究所 GeNii http://ge.nii.ac.jp/genii/jsp/index.jsp
〈論文を探す〉〈本・雑誌を探す〉〈研究課題・成果を探す〉〈分野別専門情報を探す〉がまとめて検索できます。

国立国会図書館 http://opac.ndl.go.jp/index.html
図書、雑誌新聞、電子資料、和古書・漢籍、博士論文、地図、音楽録音・映像資料、蘆原コレクション、記事を採録した雑誌に掲載された各記事・論文について、記事のタイトル・著者名などから検索、コピーの申込みができます。郵送もしてくれます。

JDream http://pr.jst.go.jp/jdream/
JST(日本科学技術振興事業団)による日本語データベース(18年4月から)。それまでは旧JIOSも利用可能。有料。科学技術の情報を検索するためのわが国屈指のデータベースシステムです。国内外の文献情報や医学情報など多岐に渡る情報が収録されています。
JMEDPlus 日本国内発行の資料から医学、薬学、歯科学、看護学、生物科学、獣医学等に関する文献情報を収録。
医学・薬学予稿集
全文データベース 医学・薬学・看護学系学会より許諾を頂いた予稿集の全文をPDF化。

サンメディア学術情報サービス http://www.sunmedia.co.jp/
「とくとくとぴっく:臨床医学和雑誌記事特集記事データベース」を無料で使える。
15優しい名無しさん:2005/10/23(日) 19:58:43 ID:gPzyNy9B
多分、本当に医学・医療だのの必要なメンヘラーは2chでは少数。
みんな、本当に治療が必要ではない。応急処置が必要な人はいると思うけど。
本気で自分の病気を治したい人は、ちゃんと読むがよろしね。
16優しい名無しさん:2005/10/31(月) 21:48:11 ID:csHaxO2h
ほんとのメンヘラーは2chにはいない(いても少数)か。

でも、いまだに、「強迫性障害は不治の病、クスリもない」とか
医者に言われてる人がいるしなあ。

エビデンスとか以前の問題だよ。
17優しい名無しさん:2005/11/01(火) 18:21:58 ID:EJEzbpUI
患者には真実を知る権利がある。
不治の病であるという科学的真実を知らされるべきだ。
近年、精神病は治るという宣伝が急にされるようになった。
福祉予算を削りたいというのはわかるが、
患者に真実を知らせて、今のところ可能な限りの最善の治療を受ける権利を与えるべきだ。
18優しい名無しさん:2005/11/01(火) 19:19:24 ID:Xl3e0pax
いや、精神医学だって少しは進歩してるんだよ。世間が思うよりはいくらかね。

強迫性障害の研究と治療の進歩は1980年以降の精神医学の変化を代表してる。
強迫性障害はあきらかに難治性から治療可能な精神障害に変わり,
(未だに流行りの)セロトニン仮説の基になった。
現在は,認知行動療法と薬物療法による評価の定まった治療法がある。

一方で、確かに患者には真実を知る権利がある。
日本の医療制度は、どこでも同じ医療サービスが受けられることが前提にデザインされているが、
MRがパンフレット置いていく薬は使えても、
認知行動療法ができる医者は1%にも満たないだろう。
何かと比較されるアメリカですら、強迫性障害の認知行動療法ができる
医療機関は、あるアンケートでは10%程度だった。

治療法はあるのに、多くの患者はアクセスできない。
社会的に「難治性」であるとは言えるな。
19優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 20:55:30 ID:73Tjda5O
強迫性障害にしろ、精神分裂病にしろ、鬱病にしろ
生物学的な基礎、臨床対処法の効果について明確な記述がなされたペーパーを見たことが無い。
そもそも疾病分類自体に科学的根拠さえない。
20優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 21:06:05 ID:9v4RT0vo
>>19
英語読めるの?
というか日本語分かるの?
21優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 21:08:51 ID:9v4RT0vo
あ、というか、科学ってわかってるの?
22優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 21:32:03 ID:73Tjda5O
精神医学はとうてい科学とは言えない。

科学?論理実証?カールポーパー反証主義?

毎日毎日スポニチのようなタイトル付けて発表されるクソ論文の大行進。

23優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 21:33:08 ID:JyDtrWRI
ポパーの理論で行くと、ゴミの混ざっていない科学なんて無い事になってしまうからなぁ。潔癖症だよ。
24優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 21:57:55 ID:73Tjda5O
そもそも統計集団の分類基準がゆるゆるだから
二重盲検して何の因子が抽出されるのだろうか?
犬猫猿をゆるゆるに混ぜて精神分裂獣と呼んで、
these findings suggest that 精神分裂獣はバナナが大好物だ.
何の意味があるのか??

まあ、SSRIは夢の万能薬とか言って客集めて、精神医学は誇大広告だな
公取、なんとか汁!
25優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 22:13:14 ID:73Tjda5O
うつ病を気分障害と呼んでいる時点で科学じゃないな
もしセロトニン不足てのがほんとならば大脳全体が活性を失うな
最近では認知障害もあるなんて取ってつけてきたかな
症状自体の把握もongoingだな
疾病分類するにしても症状体系自体がわかってないわけだが
神経生物学的な基盤が希薄だな
「うつ病は心の病気で鬱な気分が主症状」だから
「わたしって、とっても鬱なの」っていう香具師が繁殖中なワケだな
で、それ見て「うつ病は単なる甘え」って世間は思うわけだな

26優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/02(水) 22:45:47 ID:9v4RT0vo
ポパーせんせいとは、また御大尽なw。

科学と非科学をきっちり分けられる線なんて、まだあるの?

伊勢田せんせでも読んどく?
『疑似科学と科学の哲学』名古屋大学出版会, 2003

セロトニン不足? モノアミン仮説はもはや民間伝承でしょ。
シナプス間隙の神経物質の濃度のみで説明できないことなんて
山ほどあるでしょ。
うつだと、青斑核ー前頭葉皮質の投射のノルアドレナリン神経系が関与
=注意力や情報処理に関与→うつの認知機能の低下に関係とか。
27こぴぺ:2005/11/14(月) 07:01:08 ID:HnznyOyQ

中途半端、かつソースが判らんのですが、テキトーに書くと、
日本の人口が127,640,000ぐらいだから、生涯有病率からすると

うつ病:男性7,910,000人、女性13,260,000人
パニック障害:男性1,250,000人、女性3,110,000人
強迫性障害:2,550,000人
対人恐怖症(社会不安障害):男性6,910,000人、女性9,650,000人
アルコール依存症:男性5,230,000人、女性440,000人

一方の推計患者数(入院と外来を合わせた患者数)は
統合失調症:260,000人
気分障害:91,000人
神経症・ストレス関連・身体表現性障害:53,000人
アルコール関連:21,000人
だそうです。こっちは平成14年の厚生労働省データ
28優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/20(日) 02:17:43 ID:iJ+D25yE
PubMedとは
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?holding=ijptoholib_fft 
世界約70カ国、約4,800誌(2004年12月現在)の医学文献を検索できるデータベースです。1950年以降の文献が収録されています。従来の MEDLINE と基本的には同じデータベースです。 日本の雑誌は約150誌が収録されています。
医学用語や著者、雑誌名等のキーワードから文献を探すことができます。
 米国立医学図書館(National Library of Medicine)が作成しており、1997年よりインターネットでの無料公開が始まりました。

1949年以前の文献については、 IndexCat が使えます。
http://indexcat.nlm.nih.gov
収録範囲:1880年から1961年まで。MEDLINEの前身であるIndex-Catalogueのオンライン版。単行書24万冊、学位論文30万件などを含む。
29優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/20(日) 02:19:40 ID:iJ+D25yE
PubMedへのアクセス
 Netscape, Internet Explorer 等のブラウザで、下のURLにアクセスすると無料で利用できます。契約・登録も必要ありません。
 
 http://pubmed.gov


 PDA用のテキストバージョン
 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/queryd.fcgi
 http://pubmedhh.nlm.nih.gov/nlm/
30優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/21(月) 22:16:54 ID:7tUCaSJ+
 Quackeryは、もともとquack(「アヒルがガアガア鳴く」の意味)
 という単語から派生した言葉である。「ガーガー, クヮックヮッ」と
 いった音を真似ている。ここから「《騒々しい》 おしゃベり、むだ
 話、むだ口」に転じて、さらに「物知りぶる人、 食わせ者、山師、
 にせ医者」となった(これを読んで、いろんな催眠HPを見ると「な
 るほど」と思うだろう)。a quack または a quack doctorでニセ医
 者であるが、このニセ医者が行うインチキ療法がquackeryである。
 インチキ療法(医療)、いかさま療法(医療)、偽医療などと訳せる
 だろうか。
 こうした単語があるくらいであるから、英語圏でもインチキ療法は跋
 扈(「のさばりはびこる」こと)している。そうして、インチキ療法
 に対抗する取組もまた盛んである。アメリカでは、CHIRI(
 Consumer Health Information Research Institute;消費者健康情
 報研究所)という非営利団体やQuackeryと闘う医師らの専門組織であ
 るNCAHF(National Council Against Health Fraud;詐欺的医療対
 策全国協議会)が、イギリスではHealth Watchなどが有名である。
 これらの組織の活動は、全国(ときに海外も含む)から集めた医療情
 報や健康情報を、その内容について分析し、問題のある情報を検証、
 チェックしていくことである。対象となる情報の膨大さ(Quackery
 はその語源の通りおしゃべりがすぎる!)からも作業の困難さが想像
 できるが、これら団体はその上、疑わしき情報について、科学的裏付
 けを添付した上で、情報発信元である相手に対して説明・釈明をもと
 めるのである。Quackery情報の発信元(quacks容疑者)は、こうし
 た指摘に対して応える義務(証明義務;burden of proof)を追い、
 つまりは公開討論の形となる訳である。
31優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/21(月) 22:17:57 ID:7tUCaSJ+
 こうした組織の他にも、インターネット上ではおそらく最も有名な
 Quackwatchのように、個人でカウンターQuackery情報を発信して
 いるところもある(多くの反quackeryサイトは、Anti-Quackery
 Ringを参照)。Quackwatchの運営者Stephen Barrett MD.は、引退
 した医師であるが、彼に協力する医師仲間が全国に50名ほどいて、
 最新の情報を発信し続けている。他にアメリカのFDA(Food and
 Drug Administration;食品医薬品局)も、情報提供を行っている。
 日本でこうした情報提供を一部やっているのは消費生活センターぐら
 いであり、専門的に情報発信している機関はまだないようであるが
 Quackeryで検索すれば日本でも多くの個人HPがヒットし関心の高
 まりが推測できる(これら国内サイトの多くも、上記の海外の組織
 やサイトを参照しているようである)。
32優しい名無しさん@LR検討暫定:2005/11/21(月) 22:21:48 ID:7tUCaSJ+
NCAHF(National Council Against Health Fraud;詐欺的医療対策全国協議会)
http://www.ncahf.org/

Health Watch
http://www.healthwatch-uk.org/

Quackwatch
http://www.quackwatch.com/

Anti-Quackery Ring
http://g.webring.com/hub?ring=antiquackerysite&id=8&hub

FDA(Food and Drug Administration;食品医薬品局)
http://www.cfsan.fda.gov/%7Edms/wh-fraud.html

国民生活センター
www.kokusen.go.jp/
33優しい名無しさん:2005/11/23(水) 21:23:09 ID:Q19i50dJ
とくとくトピック臨床医学和雑誌特集記事DBweb版
http://www.sunmedia.co.jp/e-port/tokusyu/search1.html

医学文献検索サービス -メディカルオンライン
http://www.meteo-intergate.com/

はてなアンテナ - これは便利!! 医療情報・介護ニュース速報
http://a.hatena.ne.jp/medisoft/
34すちゃらか:2005/11/26(土) 13:51:52 ID:f7O0ih0V
BMJを読んで下さい
35優しい名無しさん:2005/11/26(土) 14:02:00 ID:fiQ+T7B8
BMJ ( British Medical Journal )ですか?
36優しい名無しさん
BMJ ( British Medical Journal )
http://bmj.bmjjournals.com/
ですね。

BMJ Publishing Groupは、世界的にも著名なBritish Medical Journal
(BMJ) を始めとした学術雑誌や、Clinical Evidenceなどの書籍を、
冊子体およびインターネット経由にて提供しています。
ここ数年では、特にEBM関連の出版物の充実化を図っています。

Clinical Evidence
http://www.clinicalevidence.org/ceweb/conditions/index.jsp

新しいエビデンスが出ると更新されるし、ネットではそうした情報を
いち早く知ることができます(一部有料ですが)。