1 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :
■お医者様はタダイマ別の患者様を診察中です。
■病んだ心も腐れた魂も全て歌い上げてください。
■参加資格・精神疾患を患っている、またその気がある。
(詩を書いたことのない方でも歓迎です。白日に溶け入る精神を詠いましょう)
2 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 12:02:05 ID:6/4UQXES
残像パレード
眼球の代わりにはめ込んだ赤く甘い飴玉
その網膜に焼き付くほどに
水深二万光年の空でアンリミテッドを描く鳥に焦がれ
その熱で指先一欠けらも残さず溶けてしまったとしても
電気信号がプロキオンの余韻を伝えうる為に
今始まるパレィド
目蓋の裏で
最後の一人あの観客が息絶えるまで
3 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 12:17:35 ID:6/4UQXES
「DINNER」
皆さんこんばんは
夕食はフォーマル・ディナーです。
現実社会は腐ってるよ
…ううん。腐ってないわ。
厳しすぎると思う人はドレスに身を包んで
スペシャル料理を召し上がれ。
ボナポテート 皆様。
ワインは如何ですか?
原点を思い出すのよ。
地球を動かしているのはだぁれ?
Excuse me.
ナイフを落としちゃったの。
新しいの頂けるかしら?
本日のソルベは美味でしょう?
口の中で溶けだして
…そう、素直になりましょう。お客さま。
IvanFinish.もういいの。
紅茶はいらないからお水を頂ける?
お薬を…
お薬を飲まなきゃ…
4 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 12:30:56 ID:6/4UQXES
[白い砂漠]
ああ
これは丁度、そう
ガス・バン・サントの
ピアノの旋律が始めにあり
それから少し陽気に駆け
日が沈み
昇り
また
日
・
・
・
あとはもう
ただ
此処に
産み棄てられたという思い
何の糧も無く
あたしはもう
水
透明な
一滴を乞い
・
・
・
5 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 12:31:16 ID:6/4UQXES
頁を捲る
尊い文字は一滴も
無い
白
・
・
・
・
低い声で呟く
絶望のヴェリーグッド
糧無き白にただまた白い雲が流れ
コマ送りのハイウェイ、その先に誰が居る?
あたしは自ら
一
文字、
また一文字と歩き続けて
ピアノの旋律をまた捉える
(その間に、細く長い足を持つ羽虫を一匹殺しました
羽根は透明でした
白い壁に張り付いて境界線を無くして
エンドロールも無く消えてゆきました・・・・・)
6 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 13:03:01 ID:6/4UQXES
_
/〜ヽ ねぇ、毎日つらいよね。苦しいよね。
(。・-・) でも抱え込まなくて良いんだよ。吐き出したらいいんだよ。
゚し-J゚ 吐き出した弱さと涙をパズルみたいにならべてってみて。
そうしてできあがったものが詩っていうものなんだよ。
さあ、歌って・・・
7 :
優しい名無しさん:2005/06/23(木) 13:04:51 ID:dzZzXsOW
8 :
優しい名無しさん:2005/06/23(木) 13:07:51 ID:dzZzXsOW
途中スマソ
このシトの日記好きなんだけど全然身元とかわからなくて・・・わかるシト居るかなって思ったんだけど・・・
9 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 13:10:23 ID:6/4UQXES
>>8全然いいですよ
でもわからないでした、
プロフィールらしきものもみあたりませんね。詩を書いてるから
ここにきてくれればいいなぁって思いました。
10 :
優しい名無しさん:2005/06/23(木) 13:13:52 ID:dzZzXsOW
>9
そうですねーここみんな書けばいいのに・・・
でも>9サソの詩も好きなんで、また書いて下さいねw漏れ密かに見てるんでw
「白イ世界」
空気ガ割レテ崩レ落チタノ
マタ壊レタミタイネ私
ダカラ差シ出サレタコノ燃エルオレンジヲ持ッテ
冷凍室ヘ行クツモリ
勿論ジャズヲ聴キナガラ
モシモ願イガ叶ウナラ
真ッ白ナアラスカニ行キタイ
デモ私ハコノ燃エルオレンジヲ持ッテ
冷凍室ヘ行クツモリ
アァ唇ガ火傷シソウ…
アァ唇ガ火傷シソウ…
「甘いお菓子を召し上がれ」
蜂蜜とバターと一緒に
毒を塗りましょう
さぁ召し上がれ
悪い子にオススメのメニュー
ミルクを飲むなら
二コラシカをどうぞ
思い切り飲み込んだら
この檸檬をかじるのよ
バーテンにキスをしたら一杯フリーで
あぁ時計が
真夜中の おやつの時間
「バスルームの男」
バスルームの男は自閉症で
何年も前にバスルームに閉じ篭ったっきり出て行けない。
誰か人が自分のテリトリーに入ろうものならば
汚されたその場所には決して近づかない。
バスルームの男は潔癖症でもあった。
彼が汚染を恐れ手を洗う様はアライグマのようだと人は笑い
見た感じ重症です、と精神科医は呟いた。
彼の年老いた母親は彼を入院させたがっていたが
彼は外になんて出ようものならば死んだほうがましだと泣き叫び
何度も自殺未遂をした。
日焼け知らずの彼の左腕は刃物の切り傷でいっぱいだった。
彼はいつもバスタブのぬるま湯に浸かりながら夢を見ていた。
ある時一人のカウンセラーがバスルームのドア越しに彼に尋ねた。
「夢はあるかい?」
彼は笑わないでくれるかい?と確認してから
胸の中に閉じ込めてきた思いを語った。
「哲学者になりたいんだ。」
カウンセラーはすぐさま
「ではその夢を叶える為にはまず良くならなきゃいけないね。」といった。
「良くなるってどういうこと?」
「君が夢に近づく為に道を舗装していくんだ。歩いてゆくためにね。」
14 :
優しい名無しさん:2005/06/23(木) 14:41:52 ID:ejTf7QJX
詩か
いいかもな
15 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 14:46:28 ID:6/4UQXES
次の日からバスルームの男はバスルームの外に出る様に心がけた。
あらゆるものが恐ろしかった。
こんな恐怖あるものかと何度も思った。
夢はそんな恐怖を乗り越えてまでして叶えるべきものかと何度も思った。
けれど今まで散々汚染の恐怖を理由に逃げっぱなしの人生だった。
彼は幾度も泣きながらバスルームに駆け込んだが
翌日には朝食を食べるためにキッチンまで出て行くようになった。
彼は母親に言った
「バスルームには飽きたんだよ。」
ある日彼は靴を履き玄関の外に出ることが出来た。
けれどその晩彼は少女のように泣いた。
「おかしいのはみんなじゃないか。何故こんな世界で生きてゆけるんだよ?」
涙は止まることなく彼の白い頬を流れ落ちた
「哲学者になって誰かに貢献したかったんだ。」
16 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 14:47:36 ID:6/4UQXES
彼のその後を私は知らない。
想像してみようにもひとつの結末しか思い付かない。
続きはこう…
次の日から彼はまたバスルームに閉じ篭ってしまった。
「開けないで!」という張り紙の張られたドアの向こうがあまりにも静かなので心配した母親がドアを蹴破った。
彼は死んでいた。排水溝には生々しい赤い血が流れ出していたが
彼のバスタブの中の水は依然として綺麗なままだった。
死ぬことでしか解決法を見出せない。
彼とは別物だけど精神病と付き合って生きていくなら
私は死んだほうがましだと思う。
奇跡が起きてバスルームの男と私が正常になればいい。
そんなことを思うのは多くの人の目に映るとき
私達が明らかに異常であると判断されるということを解ってるから。
けれども彼が泣きながら口にした言葉が忘れられない。
「努力はきっと無駄じゃない。」
今にも自殺してしまいそうなほど弱りきった表情で彼はそう言って自分を励ました。バスルームの男は今も生きているんだろうか?
生きてるならどうか教えて欲しい。
勝ち取ったその人生を。
物語の続きを。
17 :
0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 18:10:28 ID:6/4UQXES
[クラクションベイベ]
腐化の進行を留めるためにあらゆる術
遮光性に守られた深海魚の網膜
防湿効果に守られた悪い思考
dcadenceの思想保存の為に
厳密な管理のもとで製造された
無可塑硬質塩化ビニル単層シート
ぱきりぱきりと開け放つ
白昼に堕落した白い錠剤
ストリチナヤで飲み込んで
重低音としゃがれたボーカルに嬲られる背
造った感情に包まって
生きて行くのはもう限界なんだ
造った心で戦って
守られた途端弱くなる
本当の感情知られて
本当の心知られて
捨てられるのが恐くて
弱みを知られるのが恐くて
何もかも全部ぶち壊す
優しさ 愛情 思いやり
お願いだから近づけないで
お願いだから押しつけないで
大切なものは全部昔に失くしたから
湯舟に湧出でし黒き蓮沼の
濁れた水を湯桶に掬いて
石鹸のにほひまた柔かき湯気の中に
湯浴みせる乙女のごと
行水せる気狂いの魚
滴り落つ冷ややかである水の
生臭きはわたくしの腐りた魂のやう
頭から浴びまた掬いては浴び
濡れたる長き髪だけは黒曜石の艶やかさ
[鬱憂の魚]
霞の深く正午の日を食み
酸ゆき夢の香と漂いて
円き部屋に沈殿せる
盲ひた魚のぬらぬらと
魂を転がし奏でしや
生白き腹の子宮にて
夢想の赤子も唄いたる
クレオォル語にて唄いたる
霞の口より零した光に
射される願ひの気化せるを
盲しいた魚眼で眺めしや
魂を転がし眺めしや
21 :
優しい名無しさん:2005/06/26(日) 20:04:57 ID:w6Kenlel
うねり悶えて鱗を散らす
桜の花の散る如く
霞の口より零した光に
射されてらてらてらてら光る
狂ひた哀しき雌の魚の
メランコリアに咲く青白き手
金の釣り針残して死せる
釣り師のもはや冷たき手
愛おしや狂おしや釣り針は
心の臓にてしくしく痛める
霞の口より零した光に
射されてちかりちかりと輝ける
乱れ泣けども熱き恋にて
ふつふつ蒸発せる涙
霞より深く正午の日を食む
朧ろ暗くなりゆく酸ゆき夢
またその香
痛みを感じることも忘れた、と
歪んだ笑みを浮かべている
もう一人の私 何処にいるの?
傷と化した貴方の記憶
刻み付けた 二つの『眼』
淡く紅い私の脳裏に消えた
甘い血痕の雨を映していた
届きますか 届きますか....?
貴方へ この痛みが
苦しみを体現した 血のPIERCE
闇....蟠る心の内に
貫き通した 一つの『白』
それは笑顔の隙間に垣間見た
貴方の狂気と酷く似ていたの
23 :
優しい名無しさん:
人生って本当に楽しいね!
毎日いいことが次々に起こるからね!
夏は本当に素晴らしいよね!
照り付ける太陽がぼくらの心を明るくしてくれるからね!
日光を浴びれば気分は晴れる!
これがぼくの出した答え!
悩むことなど1つも無い!
人生って本当に楽しいよね!!