《抑うつ神経症・神経症性うつ病 その3》

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790優しい名無しさん
>>785
>>787
スレッド違いはこれで終わりにする

> 環境要因を、
>
>・共有環境(生い立ちや家庭環境など)
>・非共有環境(個人に特有な友人関係や社会生活など)
>
> という二つに分類したとき、なんと、従来うつ病の原因としてしばしば問題にされた、
>生い立ちや家庭環境などといった共有環境要因は、おとなの鬱病では直接的には
>ほとんど無視してもよい程の影響(発症寄与率)しかなく、実は友人関係や社会生活
>といった非共有環境要因の方が影響は大きいという結果が、複数の研究で判って
>きているのです。
↑西条有朋/著:誤診だらけの精神医療 なぜ、精神障害は治らないのか:P131,河出書房新社,2005.

> 操作的に定義されたパニック障害患者についてPBIを用いて調査した結果では、
>パニック障害患者では小児期との両親の関係が、世話好きな親が有意に少なく、
>支配的(controlling)な親が有意に多かったと報告されている。広場恐怖を伴う患者
>と伴わない患者との間では差がなく、恐怖性回避の程度とも関連はなかった。
↑デービット・J・ナット ジェームズ・C・バレンジャー ジャン・ピエール・レピーヌ/著
久保木富房 井上雄一/編訳:パニック障害 病態から治療まで:P36.日本評論社,2001.