□■メンタルヘルス板総合案内所・相談所■□Vol.28

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251優しい名無しさん
>>250
もし宜しければ、実際に「夜と霧」をお読みになって下さい。
人間には、境遇や環境に対し、どのように対応するのかを、
常に選択する自由があるのです。
(これは、うつ病や精神分裂病などの認知障害から、ある程度回復
している場合に限って当てはまることではあろうと思いますが。)

かなりご質問が不明瞭なのですが、まず、
狂気の発症の予防、というのは、個々人の中でしかなしえないものだと
思います。他者の中に発生する狂気は、予防はどうかわかりませんが、
既に発生してしまった場合には、それがたとえ集団的なものであっても、
それに囲まれた人間にとっては、ただの「境遇」であり「環境」です。
迎合や挫折というのも1つの反応方法ですが、他の反応方法を取ることもできるのであって、
どのように反応したのか、ということは、たとえ「いやいやながら」であっても、
本当は、全て、自分で選択したことです。
少なくともそう考えなければ、真に自分を保つことはできないでしょう。
(精神の病気も含め、病気に罹患する、ということだけは別です。
これは、「病気」ですから自らの選択ではありません。)

また、それまでの文章とは無関係のようですが、第二次大戦中の日本のお話については、
冷静な判断ができない人とできる人の比率が極端になったとしても、
それは比率の変化に伴う、少数派への冷遇という事象にすぎません。
差別?が生じたとしても、差別に屈する感情を持たなければいけない、という
義務も道理もありませんので、差別されてもなんとも思わず、自分の考えを
変える必要はない(それが、本当に冷静なのであれば、に限りたいところですけどね)
というように私は考えます。