これが出たらあなたが主役的な、統合失調症等の精神疾患特有の症状を一つ。
例えば、知人と出掛けようとしていたとき、後ろから「待って!」と言う声が
聞こえた。(周りには誰も居ないとして)貴方が振り返って「ん?」という
素振りを見せたとします。ところが知人は、「どうしたの?」という感じで
なんかヘンな顔をしています。知人は何も言ってないわけです。
ここまでは単なる幻聴体験ですが、しばらく経って、急にそのことを思い出し、
気になって考えていると、その瞬間、テレビ出ている人物が「待って!」と
言ったではないですか。そこからは、自分の思考が読まれてしまった、とか、
宇宙が、次元がどうのとか、もうなんにでもリンクして確信が急加速します。
実はそういうのは偶然とか神秘的ではなく。症状である幻聴があったあと脳の
エネルギーを節約しながら、無意識が「待って」をサーチをして意識が待機中
だっただけなのです。次に現実に「待って」があったので、非現実と現実の
区別がつかなくなり、強い確信に至ってしまうのです。
そういうときに恐怖を感じると脳はパニック状態になり本来の機能を失います。
対策として確信があっても、責めから受け身に変わって落ち着けばいいでしょう。
ちなみに「待って」の幻聴の原因は、そういうことがあってもおかしくない、
という無意識(行動とか反応の基本)がちょっといたずらをしただけなんです。
これは私の本日の体験をもとに、勝手な分析を試みてみた結果の1つの説です。