3 :
スレ立て代行:
鬱人との接し方 大原則!! 基本のキ
(1) はげましは逆効果 。温かく見守りましょう
「がんばれ!」は厳禁です。
“頑張りたくても頑張れない”これがうつ病の患者さんの悩みです。そのため「頑張って」
などという励ましの言葉はよけいに患者さんを追い詰めます。ただ、温かく見守って
あげることが何よりも励ましになるのです。
(2)考えや決断を求めることはやめましょう
「どうして?」「どういうこと?」など。脳の思考回路が疲弊していて結論や考えは出てきません。
結論をだそうと考え続けて、結局は患者さんを追い詰めてゆきます。(出ないものを探し続けます)
患者さん自身に決断を迫ることはなるべく避け、「夕飯はカレーにしようか」などというふうに、
日常生活においてなるべくこちらから提案してあげるようにしましょう。
恋愛関係中の方は相手の気持ちが見えなくなります。不安にかられて相手の気持ちを確認することも
タブーとなります。「私のこと好き?」など。かえって逆効果で相手を追い込む事となりますので気をつけること。
(3)外出や運動を無理にすすめずとにかくゆっくり休ませましょう
うつ病の治療の基本はくすりと休養になります。まずはゆっくり休ませて、患者さんのこころや
からだに溜まった疲れをとってあげるようにしましょう。
初期は休養に徹して、回復期からは適度な散歩・日光浴は好ましい。
4 :
スレ立て代行:04/02/18 01:00 ID:GdbEqqyy
(4)重要な決定は先のばしにさせましょう
決断力が鈍って、優柔不断になっている患者さんに「仕事を休職するかどうか」というような
大きな決断を迫るのは患者さんを追い込みます。患者さんが自分で決断するまで待ちましょう。
(5)家事などの日常生活上の負担を減らしてあげましょう
まじめで責任感の強いタイプの患者さんが多いために、病状が悪くても無理して家事など
をしようとしてしまいます。なるべく家族の方が家事などの負担は減らしてあげるように
してあげましょう。
(6)できるだけ通院に付き添い、受診に同席しましょう
医師により多くの情報を正確に伝えるためにできるだけ受診に同席してください。また、
医師の説明を患者さんと一緒に受けることでうつ病への理解が深まります。
(7)きちんとくすりをのむように気をつけてあげましょう
患者さんが症状の軽減やくすりの副作用に対する不安から、自己判断でくすりの服用を
やめてしまうことがあります。このようなことはうつ病の回復を遅らせるので、くすりの服用
を続けるようにサポートしてあげてください。
5 :
スレ立て代行:04/02/18 01:06 ID:GdbEqqyy
初めてこられた方へ
鬱という病気についてこのスレッドで対応する鬱病とは、うつ病、単体を示します。
躁鬱・人格障害からくる鬱とは全く別ものとなり、接し方・治療なども異なります。
鬱という病気は世間の概念では非常に広い意味で使われておりますが、異なる使われ方もあります。
病種によっては医者からの口頭告知とカルテが違うなど、治療を最優先させる為にあえて仮の診断名で鬱という
名称が多用される場合があり、実際は違う!というケースもあります。
メンタルヘルス系病気特有の配慮が必要となるからです。
とりわけ多いのが人格障害などからくるひとつの症状としての鬱というものです。
人格障害などは治療同意を患者に得る為に意図的に鬱と告知して、通院を施すために(仮の診断の)
鬱という告知をし、時間をかけて見抜いてゆきます。
人格障害からくる鬱は、ひとつの症状でありこのスレッドで取り上げる鬱とは異なるものです。
こういう場合は病気と性格(健康な状態)とのあいまいな領域などで、健康とは言えず、病気というには症状
などが足りず??という境界域になる場合などが多く「境界例」といわれます。
おおくの方(何も知らない健康者)は混同されてる場合が過去に多く見受けられます。
具体的な事例・詳細を書かれると判断しやすく誘導も行いやすいです。
例えばに他人に対する攻撃性の有無などはひとつの判断材料などになりやすく、有益なレスがつきます。
参考リンク
境界性人格障害
http://homepage1.nifty.com/eggs/borderline.html 人格障害
http://akatan.cool.ne.jp/jinkaku.htm
6 :
スレ立て代行:04/02/18 01:06 ID:GdbEqqyy
回復パターンの一例です。各周期ごと一進一退をくりかえします。
■初期■疲れやすくなっている。少しづつ確実に体調悪化の一途。
気力も根性もあり他人に悟られないよう日常生活を振舞う。
■中期■気分が塞ぎがち、身体に鞭入れても自由がきかなくなる。
自分が制御出来ない事に自己嫌悪に駆られ心身共に悲嘆と苦悩の日々。
■最悪期■脳味噌パルプンテ状態。細かい症状を書いていたらキリがない。
周囲の反応に極端に過敏。強い自殺衝動。人間関係が激しい負担になる。
自分で原因を模索しはじめ思考のループへ陥る。
この時期から他人と意思の疎通ができなくなり廃人と化する。
■激鬱最悪期■ 思考停止、表情皆無、心神喪失。死ぬ気も失せれば生きる気もなし。
堕ちてく自分を冷静に見つつ同時に快楽を感じる。
(新聞TVメールPCなど使用できなくなる。
当然他人(配偶者・家族)と会話もできなくなくる。生きるシカバネ状態)
周囲の人は放置するしかありません。
激劇うつを表現するなら、大腿部に貫通するほど包丁を刺したときのような状態です。
その瞬間何を思うでしょう。痛い、つらい、苦しいを含めて「あっ・・」という感覚でしょう。
その状態で「何か」を問われても・・・答えられません。ひどい方で数ヶ月にわたる方も
います。この時期は音信不通、生死不明となります。
7 :
スレ立て代行:04/02/18 01:07 ID:GdbEqqyy
■少回復■少しづつでも行動しなくてはと、自信回復のため
家の掃除等を徹底的に始めたり、出たり引っ込んだりを始める。
この時期に自殺が多くなる要注意期。(体が動くので実行できる)
■中回復■少し自由がきくようになり、考え方に落ち着きが出てくる。
だが些細な所でまだ自由がきかない事へ戸惑いと焦りを感じる。
自分で舵を取りながらアップダウンを続けるじれったい時期。
感情の起伏も激しい。
(この時期が期間的には一番長い。根気よく治療を続ける一番大切な時期)
■回復期■素の自分に戻り始め、なんであんな風になってたのかと
少し前の自分が病的である事を深く実感する。
精神の安定を保つようになり、前向きな人生へ実行を
移すための準備に入り、チャンスを待つか自分から踏み出す。
以前なら凹んでたろう事も、気にしなくなる。
■GOAL■病気によって得た価値観と生来の自分へ。
過去のメンタルヘルス板からの経験則からすべて含めて2〜3年で治るというパターンが多いようにみうけられます。