153 :
我 ◆82SSORBSMo :
まず「霊」とは何だろうか?
辞書で調べてみたら「肉体と独立して存在すると考えられる心の本体」とあった。
キリスト教では、神と、天使と、人間が霊的存在であると考える。
◆神に付いて◆
神は「父なる神」「神の御子イエス」「聖霊」の三つで一つと考える。
これを三位一体(さんみいったい)という。
カルトを見分けるのに役立つので、この言葉を覚えておいて欲しい。キリスト教系のカルト宗教の殆どが、この三位一体を否定している。(中には、口先だけで三位一体を肯定するカルトもあるので注意)
カルトは、信者に(三位一体の)神以外のものを崇めさせようとする傾向がある。
◆天使に付いて◆
天使は神の使いである。神に背いた天使もいて、それが「悪霊」(堕天使)である。天使は、力の強弱や性質が千差万別で、それは悪霊も同じである。悪霊の王のことを「悪魔」という。
どれくらいの数の天使がいるのか見当も付かないが、悪霊だけでも、全世界の人口より多いと思われる。
◆人間に付いて◆
人間にも霊がある。肉体が死ねば、霊は天国か地獄に行くことになる。
罪を犯した者(神に背いた者)は天国に行くことはできない(全ての者に罪がある)が、イエス・キリストを信じ、心の中に受け入れた者は、義(罪のない状態)と見なされ、天国に行くことができる。
154 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:03 ID:C98J5mRJ
◆悪霊とは?◆
悪霊は死者の霊ではない。悪霊は神に背いた天使である。従って、天使と同等の力を持っていると考えるべきである。
悪霊は、人を神に背かせようする。悪霊は、人に取り付く場合がある。稀に、物理的な怪奇現象を起こすこともある。
◆どのようなときに悪霊に取り付かれるのか?◆
神に背いた(罪を犯した)ときである。出エジプト記20章3〜17節
特に霊的な罪を犯したときである。
霊的な罪とは、偶像礼拝、異教の儀式への参加、占い、口寄せ、まじない、コックリさんなどである。申命記18章10〜12節
迷信深い家庭などに生まれ育ったために、悪霊の影響を受ける場合もある。
耐えがたい痛み、恐怖心などが切っ掛けとなる場合もある。
◆偶像礼拝とは?◆
刻んだ像を拝むことが偶像礼拝である。偶像礼拝は悪霊を拝むのと同じである。
仏像、観音像、マリヤ像、キリスト像などを拝んだら偶像礼拝である。(プロテスタントでは、キリスト像やマリヤ像などを拝んだりしない)
仏壇でも、板でも、天然の樹木や岩でも、天体でも、異教の神でも、天使でも、聖人でも、自分が考え出した神でも、死人でも、神以外のものを拝んだら偶像礼拝である。
地蔵とか、祠(ほこら)などを、やたらと拝んで回るのは、悪霊を掻き集めるようなものである。
155 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:06 ID:C98J5mRJ
◆死人礼拝、口寄せ◆
死人を拝むことが死人礼拝。
霊媒が、死者の霊を呼び出すのが口寄せであるのだが、
人は死ねば天国か地獄に行く。その辺をさまよったり、仏壇に住むことはない。天国か地獄に行ってしまうのだから、生きている人間に影響を与えることもない。三位一体の神の他、人間に影響し得る霊的存在は天使だけである。
偶像礼拝(死人礼拝も含む)をすれば、神に背いた天使である悪霊と交わることになる。
◆霊媒がしていることは?◆
死者の霊は呼び出すことができない。
霊媒は、死者の霊などを呼び出す振りをする場合と、死者の霊などを名乗る悪霊を呼び出す場合がある。
ある日本の霊媒師が呼び出したアンネ・フランクの霊は、日本語を話したが、ドイツ語を知らなかったそうである。
霊媒が、外国人の霊を呼び出したはずなのに、外国語を話さない場合には、霊を呼び出している振りをしているか、又は、外国語を知らない悪霊を呼び出したのである。
呼び出された霊が、霊媒師が話すことのできない外国語を話した場合は、外国語を知っている悪霊が呼び出されたのである。
外国人に取り付いたことのある悪霊ならば、外国語が話せるのである。
◆墓場などに悪霊は、いるか?いないか?◆
「悪霊は死者の霊ではないから、墓場にはいない」と考えるのは早計である。早計どころか大間違いである。
人が死ねば、墓場に葬られる。悪霊に取り付かれた人が死んでも墓場に葬られる。
死者の霊は、天国か地獄に行くのだから、墓場にはいない。しかし、取り付いていた悪霊の中には、しばらく墓場などに留まるものがいると考えるべきである。
墓場で死人礼拝が行われているならば、悪霊が次に取り付く相手を探すのに好都合である。他からも悪霊が集まってくると思われる。
悪霊に取り付かれたゲラサ人が墓場に住んでいたことは注目するべきである。マルコ5章5節
死人礼拝は、取り付いていた悪霊をリサイクルするようなものである。
156 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:10 ID:C98J5mRJ
◆占い◆
占いは悪霊と交流して悪霊から知識を得ることである。使徒の働き16章16〜18節
◆占いの危険◆
間接的に聞いた話だが、前に、占い師をしていたクリスチャンがいて、占い師を辞める前は、悪霊に悩まされて夜も眠れなかったそうである。
他のサイトで「金縛りに悩んでいる」という相談を見たので、「新興宗教や占いなどに凝ると、金縛りになり易くなる」と回答したところ、
私の回答を見た別の女の人が「高校生の頃、占いが好きで、自分の分だけではなく、友達の分まで占いをしていた。頻繁に金縛りになっていた」と書き込んできたことがある。
占い、新興宗教、コックリさん、交霊術、まじないなどに凝るのは危険である。
◆占い好きで金縛りに悩んでいる人へ◆
軽症の場合、占いを止めれば徐々に良くなると思う。
重症ならば、使徒の働き16章のようなことも必要かもしれない。
「金縛りになるのはイヤだけど、占いを止めたくない」なんていうのはダメである。
157 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:15 ID:C98J5mRJ
◆金縛りになったら◆
金縛りを起こしている悪霊に向かって「イエス・キリストの御名(みな)によって命じる。私から離れろ」と言う。
長くて言えないなら「イエスの御名によって去れ」と言う。
「悪霊さん。お願いですから離れてください」という言い方をしてはならない。それでは悪霊崇拝になってしまう。必ず命令的に言う。
体を動かして抵抗する。起き上がることは無理でも、つま先を動かしたり、口を開けて、アゴを左右に動かすことは可能である。
悪霊の影響を受けるようなことをしているのであれば止める。
占い、新興宗教、偶像礼拝などの他、薬物乱用、過激な音楽、その他の悪習慣なども、悪霊と交わる原因になると考えられる。
158 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:15 ID:C98J5mRJ
◆精神は分裂しない◆
幻聴や、幻覚、妄想などの症状のある人を、精神科医は、精神分裂病と診断する。
精神分裂病は、精神が分裂して複数になる病気ではない。
一人の人間に複数の精神が存在するとしたら、悪霊が取り付いているのである。
江戸時代ならば、精神分裂病を「キツネ憑き」と言った。悪霊が取り付いたのに「キツネが取り付いた」というのは不正確だが、憑依を憑依と認識している点においては、江戸時代の人の方が現代の精神科医よりも正しいのである。
精神科医は、霊が取り付いているのだと薄々気付いていても、「霊などない」という前提で、的外れな治療をしているのである。
◆多重人格は悪霊が取り付いたものである◆
多重人格障害は、幻聴や、幻覚、妄想などの症状がある点は、精神分裂病と同じなのだが、時々、全く別の人格に入れ替わってしまうほど極端な症状を有する。
精神科医の多くは、多重人格を「精神分裂病」と診断する。
専門的に、多重人格を研究している一部の精神科医や、心理学者だけが「多重人格」と診断しているようである。
交代人格が、基本人格の知らない外国語や、方言を話す場合もある。それが何を意味するかは、霊媒のところで説明した通りである。
精神科医や心理学者は、霊が取り付いているのだと薄々気付いていても、「霊などない」という前提で、的外れな治療をしているのである。
◆彼らは架空の人格と実在する人格の区別ができていない◆
多重人格を専門的に研究している心理学者や精神科医は、基本人格が虐待の苦痛から逃れるために、別の人格を作り出したのだと説明を付けている。
しかし、虐待の苦痛から逃れるために作り出した人格は想像上の人格である。多重人格障害における交代人格は、実在する人格なのである。
虐待による苦痛が、悪霊に取り付かれる遠因になる場合はあり得る。
159 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:20 ID:C98J5mRJ
◆交代人格には首領がいる◆
一人の多重人格患者に現れる複数の交代人格の中には、大抵、首領格の交代人格がいて、他の交代人格に指図をしている。
天使のところでも述べたが、悪霊は力の強弱や性質が千差万別である。当然のことながら、強い者が首領の座に付くことになる。
◆悪霊の行動には制限が掛けられている◆
ある多重人格の少女は、駅のホームで「お母さんを突き落とせ」という幻聴を聞いたという。交代人格が出て来て突き落とせば良いのに、それをしなかったのである。
悪霊は、罪を犯す(神に背く)ように誘惑をするが。人間に直接、重大な害を与えることをしないようである。それを実行に移すのは人間なのである。
※有名な多重人格者であるビリーミリガンの事件は、交代人格ではなく、主人格によるものである可能性が高い。
160 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:28 ID:C98J5mRJ
◆悪霊への聖書的な対応方法◆
イエス・キリストの御名によって命じれば悪霊は出て行く。
ルカ10章17節
さて、七十人が喜んで帰って来て、こう言った。「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」
使徒16章18節
幾日もこんなことをするので、困り果てたパウロは、振り返ってその霊に、「イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出て行け。」と言った。すると即座に、霊は出て行った。
マルコ9章38〜39節
ヨハネがイエスに言った。
「先生。先生の名を唱えて悪霊を追い出している者を見ましたが、私たちの仲間ではないので、やめさせました。
しかし、イエスは言われた。「やめさせることはありません。わたしの名を唱えて、力あるわざを行いながら、すぐあとで、わたしを悪く言える者はないのです。」
使徒19章13節
ところが、諸国を巡回しているユダヤ人の魔よけ祈祷師の中のある者たちも、ためしに、悪霊につかれている者に向かって、主イエスの御名をとなえ、「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる。」と言ってみた。
そういうことをしたのは、ユダヤの祭司長スケワという人の七人の息子たちであった。
すると悪霊が答えて、「自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ。」と言った。
そして悪霊につかれている人は彼らに飛びかかり、ふたりの者を押えつけて、みなを打ち負かしたので、彼らは裸にされ、傷を負ってその家を逃げ出した。
このことがエペソに住むユダヤ人とギリシャ人の全部に知れ渡ったので、みな恐れを感じて、主イエスの御名をあがめるようになった。
161 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:34 ID:C98J5mRJ
◆墓場などに悪霊は、いるか?いないか?◆
「悪霊は死者の霊ではないから、墓場にはいない」と考えるのは早計である。早計どころか大間違いである。
人が死ねば、墓場に葬られる。悪霊に取り付かれた人が死んでも墓場に葬られる。
死者の霊は、天国か地獄に行くのだから、墓場にはいない。しかし、取り付いていた悪霊の中には、しばらく墓場などに留まるものがいると考えるべきである。
墓場で死人礼拝が行われているならば、悪霊が次に取り付く相手を探すのに好都合である。他からも悪霊が集まってくると思われる。
悪霊に取り付かれたゲラサ人が墓場に住んでいたことは注目するべきである。マルコ5章5節
死人礼拝は、取り付いていた悪霊をリサイクルするようなものである。
■■ナンパ男の発言を思い出して■■
以前、ナンパ男がこんなことを言っていた。
「時々どこそこの町にナンパに行く。ナンパ待ちをしているのは看護婦が多い。」
それを聞いたとき私は、「看護婦といえば白衣の天使と呼ばれる存在だ。頭だって良いに違いない。ナンパ待ちなどするものか。多分ウソだ」と思ったのだが、ミュレル師の本を読んで「あの男が言っていたことは本当かも知れない」と思うようになった。
現代人が死ぬ場所は大抵病院である。
悪霊に取り付かれた人が死ねば、取り付いていた悪霊は、次に取り付く相手を探し始めるはずである。
看護婦の職場は病院である。最も悪霊に取り付かれやすい環境であると言える。
医学的な知識はあっても、霊に対する聖書的な知識を持っていない者が、死ぬ直前、直後の人間を扱っいるならば非常に危険である。死んだばかりの死体を拝んだりする場合が多いならば尚更である。
病院で働く者は、カルト宗教の信者や、占をする者の次に悪霊に取り付かれやすいと言える。
悪霊の中には、人を誘惑し姦淫をさせるような性質を持ったものもいるのだ。
162 :
我 ◆82SSORBSMo :04/06/28 17:36 ID:C98J5mRJ