【シャンシャン】パキシル減薬・断薬スレ5【吐き気】
(その7)
何の問題もなく、パキシルとおさらばできる人もいます。
しかし、極端な場合、数ヶ月間2.5mgを続けなければならず、
その後、液体パキシルを使って、最後の数mgを減薬する必要が出てくる
人もいるのです。
自分にとって、どういう方法だと効果があるのかを、
自分で見つけなければいけません。
そして、もしも、退薬症状が出てきた場合には、
通常の服用量に戻さなければいけない状態にならないうちに、
どのくらい量の減薬であれば自分が耐えられるのかを決めて、
より少ない量からの減薬を始めないといけないのです。
<錠剤を切る・・・それと液体(水溶性)パキシルについて>
どんな薬屋でも、安価なピルカッターが購入できます。
ピルカッターがあれば、錠剤を半分(または半分の半分)に切ることが
できます。
カミソリや、万能ナイフ、爪切りを使っても、少量を切ることができます。
最終的には、処方箋に基づいてもらう薬を10mg錠にしてもらいましょう。
10mgより少ない量の減薬に入った場合、その方が少量に切るのに楽です。
錠剤を切ったり削ったりする他に、もう一つ素晴らしい方法があります。
それは液体状になったパキシルです。オレンジ味の液体パキシルだと、
1mg単位の少量の減薬が正確に行えるのです!どんな薬局でも置いている
はずですし、取り寄せが出来るはずです。薬剤師の中には、液体状の
パキシルのことを知らない人もいますから、「そんなものは存在しない」と
言わせないように、次の情報を見せてやってください。
経口パキシル水溶(液体):オレンジ色、オレンジ味、10mg/5ml中
250ml入り白色ボトル。NDC 0029-3215-48
(NDCナンバーを薬店に伝えてください)
(その8)
<パキシル減薬の計画>
上述のとおり、パキシルの減薬は個人個人で異なるものです
我慢強く計画を守っていけば、退薬症状に苦しまずにすむでしょう。
下記はジェフの減薬計画の例と本人のコメントです。
「私に効果があった大まかな減薬手順はこんなふうでした。
60mgから40mgへ 10mgずつ
40mgから30mgへ 5mgずつ
30mgから20mgへ 2.5mgずつ
20mgから0mgへ 1mgずつ
20mgになるまでは、服用量を調節するのに、錠剤を切ってやっていました。
20mgから下げる際には、液体パキシルを使っていました。
1段階ごとの減薬量は、退薬症状が出たポイントを示します。
退薬症状が出た場合、数日間、その前段階の服用量に戻し、
もう少し少ない減薬量の段階からやり直していました。
服用量は、4日ごとに減らしていました。
私の場合、退薬症状が出る場合には、
たいてい減薬の2日目か3日目に出ることが多かったためです。
私は、長い間、20mgのところで停滞していました。
運良く、医者を変え、新しい医者が液体パキシルのことを教えてくれたのです。
その後は、飲み忘れや、焦って先を急ごうとしない限り、
0mgまでの長い道のりを、1mgずつ、かなりスムースに減薬していけました。」
(その9)
<いきなり断薬する方法>
私はパキシルを、いきなりすっぱりと止めました。
私にとっては、一週間以上、地獄のようでしたし、全く何も出来ない
状態になりました。パキシルなしにして3日で、本当にヤバイ、と
いうことがわかりました−しかし、退薬症状が始まったのは、そのさらに
3日後からだったのですが。
減薬の知識もなく、医者も薬剤師もこんなことになるとは教えてくれて
いなかったので、軽はずみなことをしたと思います。
いきなり断薬する前に、減薬の方法を知っていれば良かったのにと思っています。
4日目から8日目はもう完璧に最悪でした。信じられないでしょうが、
微熱、寝汗、頭痛、吐き気、バランス感覚の不調、
眠りは妨げられるし、胃はひっくり返ったようになり、
そして「シャンシャンビリビリ」です。
あるときなど、なんと1分間に14回「シャンシャン」が聞こえたのです
(実際に数えました!)
これらの症状が徐々に和らぐまで、丸3週間かかりました。
ほとんどの場合、いきなりの断薬は取るべき方法ではありません。
<「シャンシャンビリビリ("the zaps")」とは?>
「シャンシャンビリビリ」は、パキシルの減薬中に起こる
軽い衝撃のような感覚のことです。痛いというより邪魔な感じで、
感覚は口と頭の中から始まり、ほんの一瞬のうちに、体の端々にビリビリと走ります。低電圧の衝撃のような感じです。
もしもあなたに、子供の頃、無謀にも9ボルトのバッテリーに、舌で触ってみた、という経験があれば、一番わかりやすいのですが。
「シャンビリ」は、頭や目を動かしたとともに起きることもありますが、
じっと座っているときにも起きることがあります。
しばらくすると、「シャンシャン」−「シャーッ」という音のようなもの−が
頭の中で聞こえ始めるでしょう。
(その10)
<他の薬に置き換える方法>
薬を−あるSSRIから別のものへ−置き換えるという方法も、私はお奨めしませんが、
パキシルを減薬するためにこの方法を使った人達もいます。
ただ、もしも薬を変えることにしても、この方法でも、パキシルの退薬症状は
やはり起きうるのです。
プロザック、セレクサ?("Celexa")、ゾロフト、ルボックス、その他のSSRIにも、それぞれ固有の、非常に良く似た問題点があります。
多くのケースで、薬の置き換えをしても、結局その新しい薬の減薬をしなければ
ならなくなります。
SSRIを簡単に切り替えられる人もいますが、そうでない人もいます。
この方法は、SSRIに関する、次から次へと続く問題の始まりになるかもしれません。
<断薬中のアドバイス>
退薬症状の緩和のため、人々は、市販薬、ハーブ療法など、可能なあらゆるものを試してきているようです。
何を試す場合でも、相互作用の可能性を考え、製品の情報をしっかり
確認してください。−パキシルに加えて別の薬を飲んでいる場合は特に!
以下、退薬症状を楽にするための幾つかの提案を挙げます。
大量の水を飲む!体内の水分の排出を良くする助けになります。
マルチビタミン、ビタミンB総合剤は良いです。
常にお腹に何かを入れておく。一度に大量に食べるより、少量を
何回かに分けて食事を取る方が良いです。
59 :
優しい名無しさん:03/11/08 19:32 ID:69QDjIjC
訳して下さってるかた、本当に助かります(>_<)!
根気強くってホントそうだね。
漏れは10mg2ヶ月程度(就寝前)だったんだけど、
勝手に3日断薬したら、あっという間に来た。
今は2日に一錠が成功したので、3日に一錠に挑戦してます(医者の指示の下)。
でも、3日目の午後になると、ジワジワとクルのが分かる。
あせるなあせるな〜って自分に言い聞かせてるけどね。がんがってるよ。
(その11)
吐き気とめまいには、:
アメリカでは「ボニーネ?("Bonine")」、「ドラマミン("Dramamine")」、(「アンティヴァート"Antivert"としても知られる」)
イギリスでは「メクリジン"meclizine"」(薬局で買うこと)
頭痛には:
ふだん自分に効いている市販の頭痛薬であれば、何でも使って大丈夫です。
タイレノール("tylenol")やエキセドリン("exedrin")などを、
「午後の処方」で飲むと、眠気が出て、睡眠障害にも良い、と
提案する人もいます。−但し、やはり必ずラベルを読んでください!
風邪の処方薬・療法("cold formula remedies")を試してみた人もいます。
しかし、風邪の処方薬は、
1)不安感を引き起こす
2)パキシルとの相互作用−悪い方向での!−を起こす
成分を含んでいる場合があります。
風邪の薬物治療は避けた方が良いでしょう。
不安感、神経過敏には:
カバカバ("kava kava")のカプセルやお茶(健康食品店で)
詳細情報は下記リンクで(※リンク省略)
バレリアン("valerian")(健康食品店で)
リンク:(※リンク省略)
イノシトール("inositol")(健康食品店で)
リンク:(※リンク省略)
(その12)
*危険な組み合わせ−セロトニン症候群
病院で処方される薬の代わりになる、ハーブや自然の療法は色々あります。
しかし、これらはパキシル(或いは他のSSRI)と一緒に、
或いはその減薬中に、用いてはいけません。セロトニン症候群が起こる
可能性があります−死亡に至る危険もあります!
セロトニン症候群とは、基本的には、体内でのセロトニンの暴走です。
パキシルと、様々なハーブや自然食品は、いずれも、セロトニンに影響があります!
パキシルと、その他のセロトニンに影響する薬やハーブとを
一緒に使ってはいけません。危険な体験(死ぬまでには至らなくても)をしかねません。
セロトニン症候群についてのリンク:(※リンク省略)
<パキシルの後>
もしもパキシルを−少なくとも3週間以上かけて−完全に止められたら、
代わりになるハーブや、自然食品などを摂取することを考えてよいでしょう。
ハーブや自然食品の副作用は、処方されるSSRIの薬に比べて、
通常はかなり低いです。
しかし、ハーブや自然食品が、全ての人に問題なく効果があるとは限りません。
副作用が起きることもあります。
ただ、通常は、それらの副作用も処方薬よりはマシな場合が多いです。
ハーブや自然の製品の中には、抗うつ効果について、処方薬と同等の効果があると主張されているものもあります。
(その13)
以下のものについては、パキシルと同時に摂取することを提案するものではありません。
<セントジョーンズワート>
注意!セントジョーンズワートは、MAO阻害剤及び以下のものと
併用してはいけません
SSRIや、その他の抗うつ剤、メペリディン?("meperidine")(デメロール?"demerol")、また、デクストロメトファン?("dextromethorphan")
SSRIからセントジョーンズワートに切り替える場合、SSRIの効果は
非常に長いので、3週間は薬を飲まない期間を置かなければなりません。
(※リンク省略)
<SAMe>
SAMeは、気分の調整に重要な神経伝達物質であるドーパミンのレベルを上げるものであるらしく、
脳内のSAMeのレベルが高いことは、うつ病の薬物治療を成功させることに
関係しています。
SAMeは、抗炎症作用、痛みを和らげる作用、関節の健康を守るのに役立つ
薄い癒し作用?("tissue-healing properties")という特性を持っています。
(※リンク省略)
<5-HTP>
5-HTPはセロトニンの生成を増やすため、現在、うつ病への効果の可能性が研究されています。
(※リンク省略)
<うつや不安に効果があるビタミンやハーブの概括>
(※リンク省略)
(その14)
<医学誌に発表された、退薬症状について>
パキシル(パロセキチン)の退薬症状についての証拠は、
パキシルが初めて一般に処方されるようになった1993年以降、文書にされています。
なぜ、医師らがこのことをもっと知らないのかは不思議なことです。
市場に出回る他の薬同様、医師らは、新薬について、製造会社の発表からのみ
情報を得ており、バイアスのかかっていない情報源からの情報を外部に
知らせようとしないのです。
−なぜ製薬販売会社は、売上に響こうが、ちゃんと副作用や退薬症状の危険な側面を医師に教えようとしないんでしょうか?
−医師らは、製薬会社の発表のみを情報源としていて、どうやって薬の
副作用や退薬症状をきちんと知ることが出来るでしょうか?
医師の中には、患者の、退薬症状の訴えを信じない人も居ます。
彼らは、信頼できる支援サイトや掲示板も見ません。
彼らが信じる可能性がある唯一の情報は、有名な医学誌だけです。
下記のリストは、SSRIの退薬症状に関する、1993年から現在までの
刊行された医学誌の記事の情報です。多くの医師が、これらを
見たこともないと言うのは、情けないことです。
もしあなたの主治医が、有名な医学誌の記事がないと信じない人であれば、
下記のリストを印刷して彼らに見せてやってください!
(※以下、記事情報、省略)
(その15・・これで最後です)
−−−
ここで提供された情報は、あなたの医師からの情報に代わりうるものでは
ありません。
パキシルのようなSSRIによって起きる退薬症状について知っていて、
良く理解している医師の意見が、最上位に重要なものです。
幸運を祈ります
-J.B.
2003/5/1
警告(※赤字)
:抗うつ剤、その他精神科の薬を、「いきなり断薬」して止めてはいけません。
これらの薬を中止する最も安全な方法は、信頼できる医師の指示のもと、
非常にゆっくりと減量していくことです。
もし急激に薬を中断すると、非常に深刻な、場合によっては
生命を脅かすような身体的・精神的な問題が生じる可能性があります。
お断り(※赤字)
:この情報は、あなたの主治医のアドバイスに代わるものではありません。
これは医学的に認証された組織ではないので、このサイト及びリンク先に
記載された内容についての正確性・適切性についての責任を負うことはできません。
**このサイトは、いかなる意味合いにおいても、グラクソ・スミスクライン製薬会社とは提携・関係していないことに注意してください**
終わりました。
翻訳の間違い、あると思います。
だいたい65%正解であれば良い方です(自己採点)。
あくまで参考ですので、英語→日本語、としては
鵜呑みにしないでください。
また、「ここが明らかに違うよ!」という所を見つけた方は
このスレに、是非その旨を書き込んで頂けると良いと思います。
訳すの、なかなか勉強になりました。
読んでくださった方、応援してくださった方、ありがとう。
翻訳してくださった方、お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!!!
今夜はゆっくり休んでくださいね。
最後に1つ。大事なことを忘れていました。
前から言わなくちゃ、言わなくちゃ、と思っていたのですが。
バナナのことです。
多分、本家スレで、「バナナが良いよ!」と書いたのだったか、
「バナナが良い」という書き込みにけっこう熱烈なレスをしたのだったか、
とにかく、バナナのミニブームに火をつけたのは、私です。
実際に私の博識な知識の範囲では、その効果について、
あながち大間違いではない(し、勿論体にも悪くない)と思いますが、
証明された根拠があるわけではないです。
もしも、バナナがキライなのに、効果があるはずだから、という理由で
ムリに食べている人がいたら、ごめんなさい。ムリしないでください。
ああ、言いにくいことが伝えられて、心が晴れました・・・
日本には液体パキシルはない。