++ 演技性人格障害の診断基準(DSM−4より要約) ++
過度に情緒的で、度を過ごして人の注意を引こうとする行動の広範な様式で、成人期早期に始まり、さまざまな状況で明らかになる。
以下のうち5つ(またはそれ以上)で診断される。
1)自分が注目の的になっていない状況では楽しくない。
2)他人との交流は、しばしば不適切なほどに性的に誘惑的
または挑発的な行動によって特徴づけられる。
3)浅薄ですばやく変化する感情表出を示す。
4)自分への関心を引くために絶えず身体的外見を用いる。
5)過度に印象的だが内容の詳細がない話し方をする。
6)自己演技化、芝居がかった態度、誇張した情緒表現。
7)被暗示的、つまり他人または環境の影響を受けやすい。
8)対人関係を実際以上に親密なものとみなす。