罪を犯した精神障害者の治療等を研究する国内初の「司法精神医学研究部」が
今年10月、国立精神・神経センター精神保健研究所(千葉県市川市)に新設される。
今国会で成立する見通しの心神喪失者医療観察法案が一つのきっかけだが、
諸外国に比べ遅れている分野で、ようやく研究基盤が整う。
精神医学だけでなく法律、心理、社会福祉など多岐に亘る司法精神医学では、
講座を持つ大学が殆んど無く、専門家も少ないのが現状。
同法案を巡る議論の中で、司法と医療の連携不足や、起訴前の
簡易鑑定の質のばらつき等、様々な問題が浮かび上がり、実態把握を含めた
組織的な研究の必要性が指摘されていた。 (時事通信) [6月30日6時6分更新]
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