★★★★★モナーの何でも相談室★★★★★22

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671669の続き ◆Bx5zkyE7QY
>実は私自身、妹を不慮の事故で亡くしています。

わたしを信用して打ち明けてくれて恐れ入ります。
それからあなたはよく生き延びてきましたね。いいえ、それまでも。
わたしはあなたの存在をいとおしくさえおもう。

>人が死ぬたびに、死にたい者は生き残りこれからという奴に限って途中で死んでしまう・・・・その様に考えてしまいます。

あなたは周りの大切な人が亡くなる前から死にたかったのでは。
代わりに死にたいと思ったのではないかと思いました。

>一体、死というものは何故起こるのでしょうか?

なぜでしょうね・・・それは生きている限り死ぬまでずっと考えるものなのでしょう。
ただ、こどものころから希死念慮を抱いてきたわたしは
「死はすべてのものをなにもかもやさしく奪う最後の最大の救い」だとかんじています。
参考マンガとしては、手塚治「ブッダ」、吉田秋生「BANANA FISH」があります。
672669の続き ◆Bx5zkyE7QY :03/06/22 16:04 ID:mEtkSero
>うつと言うのは死なないで心だけ生きているような気がする時があります。

ああ、そうですね。あなたは気持ちを言葉にして伝える力のある方ですね。「死なないで心だけ生きている」。
私はあなたほどではないでしょうが、実感した時期がありました。自分の生き方・仕事・家庭のことで
鬱が悪化してドクターストップを無理やり掛けられた頃のことです。
当時は体重が一気に10K落ちて自転車にも乗れなくてびびりました。
どうやらほんとに死に掛けてるようだ・・・と感じていました。
尤も、私は当時より回復してきています。
悩みの核心のトリガーに突然触れると急激にまた悪化しますが。去年の秋から2度起きました。
しかし、あなたは>>658の思いをずっと抱き続けるのでしょうね。

>生と死の間に私は一体何をしたら良いのでしょうか?ふと自分の存在意義に疑問をもって
>しまうことがあります。

あなたはお気付きなのではないでしょうか。あなたが死ぬまで考えていかれるのでしょう。
生と死の狭間。何かを思い何かをなさっているのでは。
673669の続き ◆Bx5zkyE7QY :03/06/22 16:28 ID:mEtkSero
疑問をお持ちになりながらときにはのらりくらりとかわしながら生きてみるのも
生き延びる方法のひとつでしょうね。

あなたは本がお好きでしょうね。わたしが最近印象に残ったのは
ハーマン「心的外傷と回復」みすず書房、フランクル「夜と霧」みすず書房 ですね。

以下に書くことは辺見庸「永遠の不服従のために」毎日新聞社 をちょこっと読んで
同感した部分の抜粋です。

暗愚に満ちたこの時代の流れに唯唯諾々と従うのは、おそらく非人間的な組織犯罪に
等しいのだ。戦争の時代には大いに反逆するにしくはない。その行動が時に穏当を欠く
のもやむをえないだろう。必要ならば、物理的にも国家に抵抗すべきである。

だがしかし、もしもそうした勇気がなければ、次善の策として、日常的な服従のプロセスから
離脱することだ。つまり、ああでもないこうでもないと異議や愚痴を並べて、いつまでも
のらりくらりと服従を拒むことである。弱虫は弱虫なりに、小心者は小心者なりに、根源の
問いをぶつぶつと発し、権力の指示にだらだらとどこまでも従わないこと。
激越な反逆だけではなく、いわば「だらしない抵抗」の方法だってあるはずではないか。
本書はそうした脈絡から編まれた、柔らかで永続的な抵抗を勧めるテキストである。

紹介したのは、あなたに共通する要素があると感じたからです。
あなたのこころとからだの回復を祈って。