一々AA貼って煽らなくてもいいからさ、自分の板に帰りなよ
32 :
優しい名無しさん:02/08/19 03:55
見沢知廉の投獄中の事書いた本に
千葉刑務所(重犯罪)のほとんどが知的障害者か
重度分裂その他だと書いてあった。
見沢自身もパラノイアだし。
だって
「空が痒いよー」って言ってる奴に懲役意味ないでしょー。
病院いれろ。
でも見沢が偽って刑務所病院入ったらウンコが
飛び交っうこの世の地獄だったらしい。
法機能してなし。
キチガイならいずれにせよ閉じこめておけばオッケー。
34 :
優しい名無しさん:02/08/19 04:10
早く偏見が無くなってゲームが楽しめるようになるといいですね。
35 :
優しい名無しさん:02/08/19 17:20
うぐぅ祭りは終わりましたか?
埼玉祭りはまだ続いていますか?
来週もまたALL MY LOVEが一位ですか?
川澄綾子はなぜペヤングと呼ばれているのですか?
ってゆーかペヤング祭り始めますか?
まほろさん祭りもはじめますか?
葵ちゃん祭りも始めますか?
ってゆーかうぐぅに戻しますか?
私はなぜ質問ばかりなんですか?
いい加減うざいと思いませんか?
…………うぐぅ
以上
終了
36 :
優しい名無しさん:02/08/19 18:21
>32
馬鹿の書いた本読むと馬鹿になるよ。
37 :
優しい名無しさん:02/08/19 18:23
>32
馬鹿の書いた本読むと馬鹿になるよ
38 :
人生板女帝ちゃむ:02/08/20 20:21
今日はオチ。
39 :
人生板女帝ちゃむ:02/08/20 20:27
足の指先が冷えるのです。
それからパソコンに打ち込む手の指先も心なしか・・・
貴殿はどちらにお住まいですの?
私は関東のはずれの小さな田舎町に住んでおります。
40 :
優しい名無しさん:02/08/21 01:14
多分違うと思うけど声板の匂死人か?
41 :
優しい名無しさん:02/08/22 20:06
>21さん
民事訴訟され、示談後に自己破産の申請と言う屑もたくさんいる。
結局民法と言うのは、刑法的償いの代わりには、ならないよ。
国が、罰を個人の代わりに実施しなければ、私刑が、公然と蔓延るようになるし、
社会契約自体が成り立たなくなるね。
42 :
優しい名無しさん:02/08/22 20:18
>>41 これだけ荒れてるのに戻そうとする。
チミはエライ!!
実務知らん人間なんで色々分からんところだらけの世の中です、はい。
>>41さん
まず一行目のケースですが、あくまで法「理屈」の上だけで言うと、その逃げられ方は
「示談(和解契約)にしたのが間違いの元」かなと思えます。損害賠償債権は基本的に
相殺禁止・免責逃げ不可の「重要被保護債権」とでも言いますか、とにかく保護されてます。
なので、そのまま判決に持ち込むか、示談契約に連帯保証人を付けさせるかしないと
せっかくの保護が役に立ちません。親兄弟親戚の連帯保証か、判決か、です。
私刑と国家刑罰の点ですが、社会契約論から、私刑の代執行・全委任が国家刑罰権だとするならば、
「とにかく国民感情に抵触するものを罰しないのは、私刑の代執行を怠っている」ことになるので、
私刑が正当化されかねないとは思います。しかし一応、国家刑罰権は私刑の代執行ではないとせねば、
冷静かつ正統性のある刑罰権行使は為しえません。
たとえば、過失犯でも故意犯でも39条犯でも、愛娘を殺されたお父さんは皆、犯人の極刑を望むでしょう。
また国民世論もそう傾くかもしれません。しかし「娘が死んだ」というその事実はそれとしてさておいて、
過失犯には過失犯相当の罰を、故意犯には相応に重い罰を科す、というのでなければ、それこそ誰も自動車には
乗れませんし外科手術もままなりません。道端から突然飛び出してきた幼女を自転車でひき殺して「キミ、死刑」と
言われては、たまんないです。
それと同じく、39条犯については、例えば縁故者に管理責任を義務づける立法ができれば、その義務違反を過失犯と
いう形で裁くことは出来ます(その辺りが現実世論との「落としどころ」じゃないでしょうかねぇ…)。ですが病者
本人に労役義務その他を科すことは、やはりどう考えてもマズいです。
結局は、集中治療と服薬遵守・監視の出来る治療施設が出来れば何の問題も無いんだけど…それこそ
本当にそういう施設が出来れば……うーん、無茶言えば、通院しなかったこと、という点に本人の過失を
認めて、原因に於いて過失ある行為、とかなんとか言ってみちゃったりすれば罰を掛けることも可能だけど…うぅ苦しすぎる(;´д`)
うわ、省略されてない(;´д`)長文スマソ…
45 :
優しい名無しさん:02/08/23 00:17
21さん
言葉が足りませんでした!
え〜とね、まず民事での事だけど、示談の場合、本人より保護責任者が
対応する場合が多いよね、そいつ等が、自己破産で逃げちゃうって事が言いたいのさ。
少年であったりとか、精神障害者の場合、本人に はなから弁済能力が無いからね。
だからと言って、親や配偶者以外での親戚では弁済の責任は無いし、余程の者でないと
保証人にもならないさ。なるような親類がいる家族なら確実に弁済するしね。
次に39条や正当防衛、緊急避難、過失、その他法令の除外理由について否定してる訳ではないので
これについては同意見だよ。
ただ39条の責任能力に関する判断が、死刑の判決を出しにくいこの国で
判事に免罪符的(自ら死刑判決を極力出したくない)に使われているような気が
するんだよね。
それであんな書き方をしました。誤解を招きやすい文でスマン!
46 :
◆VExU2Ukk :02/08/23 00:20
>>43>>45さま、「司法修習生」さま?
またPTSDスレにぜひおこしください。
47 :
◆VExU2Ukk :02/08/23 00:26
48 :
14 41 45:02/08/23 00:51
>43
書き忘れ・・・
最後のところの強制的な治療もしくは本人の治療義務については
人権がからむから現時点および将来的にも絶望的かなと・・・
45さんの文章を見てると、なんか短答式の「学生問答問」見てるみたいで
なんともいえん気分になってくる。。。 (;´д`)エーイ、ライネンコソワー!
人権の問題と「予防」入院・治療の問題ってカナーリ密接だからねぇ…ただでさえ
「私は2人の指定医に無理矢理病院に入れてられて狂人扱いされた、弾劾!」とか言ってる狂人も
いるし(狂人、というのはウソっこね。単に治療不十分の分裂病で被害妄想が出てるだけだろうと思う)
50 :
14 41 45 48:02/08/23 17:59
>49
これは失礼しますた。
でもこんなところで油売ってるあなたのような人こそ
司法の場で活躍して欲しいですね。
がんばってください。
51 :
優しい名無しさん:02/08/26 17:13
うぐぅ
ageておくよー
52 :
優しい名無しさん:02/08/26 17:19
>>51 _ _
〃┏━━ 、
| ノノソハ))) / ̄ ̄ ̄ ̄
Λ_リリ ;´∀`)リ < うぐぅあげ♪
( ⊂#~ ∞~~#⊃ \____
( つ/_∞__|~
|(__)_)
(__)_)
53 :
優しい名無しさん:02/08/26 17:29
よほどの分裂病じゃないと心神喪失に認定されないんじゃないの?
同じようなレスがあったらスマソ。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄
∧( ;o; )< あげ
( ⊂ ⊃ \____
( つ ノ ノ
|(__)_)
(__)_)
55 :
優しい名無しさん:02/08/28 02:30
>>54 声板のちゅっちゅスレから来た人?
俺もそう
56 :
優しい名無しさん:02/08/30 22:05
>>53 裁判で心神喪失には認定されなくても、その一歩手前、検察の段階で
起訴猶予にする場合があるみたい。
57 :
優しい名無しさん:02/08/31 21:57
>56
たしかに良くある。
58 :
優しい名無しさん:02/09/03 12:18
めんて
59 :
優しい名無しさん:02/09/04 11:02
>>21さん
鬱病患者が交通事故を起こすと、被害者は悲惨だ・・・・
という話を聞いた事があるのですが、鬱病くらいで、
しかも交通事故で、そんなの関係あるのですか?
うーん…公的制裁としての刑罰(業務上過失致死傷)を掛けたろうとか思うと確かに少〜し大変かもしんないけど、
普通交通事故って言ったら損害賠償&示談金と見舞金他ちょいちょいの民事でしょ? となると本人ではなく
保険屋さんとの交渉になるのが普通だから…別段なんの関係もないと思うんだけどなぁ。。。
もっとも「鬱病だから『あんたの保険屋に連絡してくれ』と言っても連絡さえしてくれない」とかいう事情で
全然賠償金が入らず(債権だけあっても行使できないような状態)悲惨だ…ということはあり得るけど、それ
だったらいっそ、賠償額+αな結構でかい訴額を掲げて本人に直接訴訟ふっかければいい。鬱病で出廷しなければ、
敗訴&強制執行で取れる物は取れる。まぁあるだけしか取れないんだけどね。
むしろ、こういう風に保護してるせいで、
精神障害者の差別に繋がると思う。
精神障害なら、なんでもやっていいのかって。
今の法律は、加害者が精神障害者ならしょうがないとか、少年ならしょうがないとか、
あくまで加害者の立場にたった裁き方しかしないけど、
もうちょっと被害者側の立場にも立ってあげるべきだよ。一番可哀想なのは被害者なのに。
被害者からすれば、加害者が大人だろうが子供だろうが、
精神健常者だろうが精神障害者だろうが同じだし。
>>21さん
ありがとうございます。
そうですよね?私、実は鬱病なんですが、
>>59みたいな事を
言われて車を運転するな!って言われた事があって、
ずっと気になってたんです。
元々鬱病だから事故を起こすって事もないと思うし(多分)、
事故を起こしても、誠実に対応すればいいわけですからね。
ありがとうございました。
>>61 私もこういう保護があるとしたら悲しいです。
>>59さん
鬱病の人が車を運転するな、とは言わないけども、薬の副作用でとっさの判断力等が
低下している(っつーても薬飲まないでいる方が病気のせいでもっと低下した状態だったり
するけど)ということを頭に置いて安全運転をどうぞ。事故ったら警察と保険屋へすぐ電話。これ。
>>61 被害者にたった裁き方? それが公正に出来るもんなら既にやってるよ(;´д`)
>被害者からすれば、加害者が大人だろうが子供だろうが、
>精神健常者だろうが精神障害者だろうが同じだし。
ついでにいうと過失犯だろうが故意犯だろうが完全無過失だろうが「同じ」なんだよ。被害者にとってもその家族にとってもね。
被害者側にたった処罰をやれば、当然故意過失責任能力等を問わない「結果→刑罰」の一対一対応になる。それでこそ被害者側が
満足するから。だけどそれじゃあたまったもんじゃない旨は既に
>>43の中段辺りで述べた。軽無過失自己で死刑はかなわん。
繰り返しになるが、例えば「愛娘を殺された父親」は相手・手法問わず応報刑(死には死を)を望むだろう。それこそ無過失であってもだ。
そんな刑罰を、国家が執行するわけにはいかない。いや国家でなくても、たとえば私的制裁機関があったとしても、そんな
過失と故意とを問わず結果のみに着目するような処断方法は公正を失すると言わざるを得ない。
更に言っとく。理解できるかは別として。
民事は過失相殺があって、それで均衡が図ってる。だけど刑事は過失相殺無しで、既にその段階で
犯行当時被害者側にあった「量刑軽減要素」を除外してんのよ。(それが故に被害者が当事者ではないって
感覚・不満が強いのも確かなんだけどね)
ついでに言うと
>精神障害なら、なんでもやっていいのかって。
こういう「法律の運用を全く分かっていない偏見に満ちた理解の流布」こそが実は最大の差別元凶なんだよなぁ…。君分かってる?
いかん、熱くなったせいで横長&縦長規制に引っかかった(;´д`)
しかも漢字の間違いが多い(;´д`)
66 :
優しい名無しさん:02/09/05 01:27
>21
めずらしいね、冷静に・・・
>61
補足しとく
被害者側にたつ法律として
最近、犯罪被害者保護法(正式名称これでよかったけ?21さん)
が、成立しています。
国(これ、議員立法だったけ?)も、被害者の気持ちに立って
援護はしているんですよ。
67 :
正式名称は長いなと思う21:02/09/05 03:00
>>66 結論から行くと、
>>61の直接の補足にはちょっとなってないと思う。
1.「犯罪被害者保護法(正式:犯罪被害者等の保護を図るための刑事手続きに付随する措置に関する法律)」、
2.「犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律」
の2つ辺りが犯罪被害に遭った時の「被害者側に立つ法律」と言われるトコなんだけど…でもどっちも『事後的
救済』を目指すもので、
>>61さんが言ってる意味とはちょっと違うと思う。優先裁判傍聴権とか、記録閲覧権とか。
確かに被害者・家族の感情をほんの少しは満足させるかもしれないけど…。
えーと、
>>61は刑39犯、少年事犯の『保護的な裁かれ方』を問題にしてる、と私は読んだ。
その保護が犯罪被害者の応報感情なり正義実現感情なりを満足させるのを妨げてるぞ、と読んだわけよ。
となると、まず2は被害者の経済的援助、いわば公的特例傷害保険を定めたものであって端から
>>61には当たらない。
で1は、全文読んだけど、結局裁判優先傍聴権と記録閲覧権が認められるだけで……事犯によっちゃ司法が現実に行う
『保護的な裁き方』を見て一層不平等感とそこから来る怒りを募らせるってだけで終わりそうな気がするが。
--------
参考:
http://homepage2.nifty.com/victimsupport/lawhogo.htm http://homepage2.nifty.com/victimsupport/hankyu.htm
さて…またソレらしい事件がおこったようですな…朝のニュースでやってました。
参照リンクが見つけられなかったので概要だけ。どこだかの幼稚園に、統失と思われる
50歳代の男が包丁2本で乱入。食事室の園児10名ほどに重体を負わせた、とのことです。
犯人は「たくさんの人間を殺せば、お前は死ななくて済む」と病気に支配されちゃってた模様。
珍しいことに斜め後ろからのアングルでの犯人の映像流してた。イスに座ってなんだかおどおどした
感じだった。
68のは韓国の事件でした。追伸までに。
70 :
優しい名無しさん:02/09/05 19:12
>67
う〜ん、最後の部分、おしゃるとうりだわ。
まいったな。
71 :
優しい名無しさん:02/09/07 13:52
|ω・`) ココオモシロイナア・・・
|⊂ ドウシヨウ ドウシヨウ・・・
オカネアゲルカラ ゲンキニナッテ( ´・ω・`)つ●●●
72 :
優しい名無しさん:02/09/07 15:20
>>64、
>>66-67 レスどうもです。ちょっと難しくてよくわからないところもあったけど、読みました。
うーん・・・確かに、例えば
>>43の例みたく、幼女が突然飛び出してきたのを
轢き殺してしまったというのと、故意に轢き殺したのを一緒にされたらたまりませんね。
でも俺は、殺された相手側の過失があったかどうかで刑を軽減するべきで、
故意であったかどうかで大きく差をつけるべきではないと思うんですよね。
この例えの場合、飛び出してきたのは幼女なので、かなりの過失は幼女の方にあり、
運転手はあまり罰せられずに済むというのはわかります。
しかし、例えば幼女がちゃんと歩道を歩いてたとして、
運転手は故意に殺すつもりじゃなかったとしても、よそ見、睡眠、飲酒等のせいで
歩道に突っ込み幼女を轢き殺したとしたら、あまり刑は軽減されるべきじゃない
と俺は思ってます。
遺族にしても、幼女が飛び出したという過失での刑の軽減になら納得できるでしょうが、
故意じゃなかったどーたらでは納得はできないと思います。
よく、他の殺人事件でも必ずと言っていいほど「殺すつもりは無かった」として
刑の軽減を狙いますけど、なんだかなぁ・・・と思います。
別に刑罰は被害者の報復の為にあるわけではなくて、加害者をいかに更生させるかという
観点において刑罰を与えるのかもしれませんが、もう少しまだ、
加害者側と被害者側のバランスを取らせる方法があるんじゃないかと思ってしまいます。
・・・この俺の考え方だと、精神に重大な疾患を持った人の犯行としても、
同じように罰するべきと考えてるわけです。責任能力有る無い、は
その犯行が故意かどうかによって無罪になるのと同じだと思ってますから。
いや、故意かどうかを全く無視しろってわけではないですけど、
それによって無罪にしたり、大きく差をつけるのはおかしいんじゃないかってことですね。
もう少し差を小さくするべきじゃないかなと。
って、素人考えですみません。
74 :
優しい名無しさん:02/09/07 23:08
age
75 :
優しい名無しさん:02/09/08 17:31
最近、観たけど
これはすごい映画だったね〜
76 :
優しい名無しさん:02/09/10 03:23
そもそもが殺人なんて過失がおおいじゃん。
故意は別口で考えて、殺人って時点で過失だろうが、その罪は重くて当たり前。
故意ならそれに更に上乗せ、って考え方であるべきだよねえ。
故意じゃなかったから、過失だったから、減刑だなんて笑わせらあ
77 :
優しい名無しさん:02/09/10 21:56
>76
日本の刑法、刑事訴訟法では
人殺しは、殺人と傷害致死、過失致死、正当防衛、緊急避難に分けられる。
書いてる意味わかるよね。
78 :
優しい名無しさん:02/09/12 20:55
dddハートノックしてる♪
きまぐれなLucky chance
>>73(61さん)
素人考えなんて謙遜してるけど、それだけ終始一貫して考えれてれば、もう既に感情論を超えた
「理論」足り得てると思う。…でも採用できないんだこれ。しかもすげぇ観念上の問題で(;´д`)ヤヤコシイッスヨ。
犯罪が為される。で、それに対して何か制裁をしなくちゃいけないとなる(制裁無しだと無法地帯化で×)。
制裁行為それ自体は人権侵害行為(*1)だから、誰もが出来るって訳にはいかない。
------
(*1)この点が結構受け入れられがたいところみたいだ。「人権侵害した人間に何が人権だこなくそっ!」って感情論ね。
けど、例えば「お前、俺に借金3年間も返さなかったから、制裁するわ。俺んちの床の間に檻つけて3年間幽閉するから
そこんとこヨロシク」ってのが『人権侵害』なのは分かってもらえると思う。3年間財産権を侵害されたから3年間自由行動権を
侵害する…こういう応報は正当化出来ないよね? だから、正当化出来る応報もしくは刑罰、という観念がまず要る。
これが刑罰の正当化根拠の問題。どのような先行する人権侵害(犯罪)に、どのような人権侵害(刑罰)を返すことが許容されるか。
------
じゃ一気に結論に駆け込むとして、何を基準にして制裁を発動させるべきか。被害か、犯罪事実か。
例えば被害が生じることを基準にするならば、過失も故意もさほど変わりのない扱いとなり、被害者感情を一番満足させる。
被害を前提に認定するんだから、被害につき被害者側に過失があれば、加害者側の故意なり過失なりと相殺して
妥当な罰を科すことが出来るようにも思われる。「過失相殺」を構成しうる訳です。
しかしこれは既述の「複数人巻き込み事故で即死刑」に繋がりかねないから妥当と言い難い。また逆に未遂犯は無被害だから
処罰できないことにもなっちゃう(例外的に処罰って構成は出来るけどね)。だから、結局どうも×っぽい。
で結局現在の制度である「犯罪事実」単位での制裁になる。じゃこれに過失相殺を入れられないかというと、これは無理があると
言わざるを得ない。例えば「被害者が扇情的な服装をしていた過失によって加害者の性欲が駆り立てられ被害者は強姦されるに
至った。原因につき被害者に多大なる過失があるため9割の過失減殺を行い、もって禁固3日に処する」とか言われたら、それこそ
被害者は立つ瀬がない訳です。
>>76 過失だから減刑ってのじゃなく、それぞれ別個別口の形で規定してる。
因みに過失致死は罰金50万円以下(だったと思った)。人の死という結果に対しては相当軽いよ。
例えば「12階のベランダでガーデニングをしていた者が手を滑らせて陶器製の植木鉢を落下させ、
通行中の人を殺した場合」はこれに当たる。
この事例に重罰科しても、何の意味も無いでしょ(;´д`)ジコダヨコレワ…
あと61さん、もう少し後でもう少し、幼女と過失相殺について加筆します。ヨロシク。