++++++ 自殺未遂に思うこと ++++++

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73優しい名無しさん
23歳のときに首を吊ったことがある。
仕事と家族の人間関係に悩んで家出して、
泊っていたホテルで浴衣のひもを天井の換気口に結び付けて。
なかなか踏ん切りがつかなくて結局実行したのはチェックアウト寸前の午前10時
いすを蹴っ飛ばして足場を失ったとき一瞬苦しかったが、
すぐに赤い光が目の前に広がる感じがして意識が遠のいていった。
頭は妙に熱く、足は冷たく指からくるぶしにかけての輪郭がくっきりと感じられた。
だが、気が付くと床にひざをついていた。
めまいを感じて横に倒れ、ベッドの角に頭をぶつけた。
意識がはっきりしてからまんなかあたりで切れた浴衣のひもを見つけた。
もう自殺する勇気は失せていた。

それから2年経った。
あの時死んでいれば、という強い後悔はないが、
死んでいれば楽だったなあ、と思う。
もう自分を自殺まで追い込むこともできないだろう。