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名無しさん@見た瞬間に即決した:
高校生の時に発売になったNSX。
ずっと憧れだった。でも買えるなんて思わなかった。
5年前に中古車情報誌のネット情報を見ていて見つけたNSX。
今までの貯金とローンでなんとか手が届きそうな値段になっていた。
そこで本格的に車選びを始めると、NSXの走りに振ったRの存在が日に日に
大きくなっていった。そして、どうせ乗るならNSX-Rにと思いは馳せていく。
それからまた2年。クーペとは全く相場が異なるRにもどうにか手が届く貯金が出来た。
改めて車選びを始めた。
しかし、なかなかこれといったタマがない。値段もそうだが、少なからず前オーナーの
手の入れられた車両が多いだけに、そのオーナーのセンスが思いっきり車に反映されている。
そのセンスに惚れこめるかどうか。
お、あった・・・ ネット上で見つけた車両なのだが、地方の中古車屋に入庫したばかりの
平成6年式の黒いNSX-R。無限パーツがてんこ盛りで、状態も良好。
購入を前提に試乗させてもらい、そこで即決。現実か夢の中での出来事なのか
いまいち判断が出来ないような感覚になりながら、憧れの車にようやく到達できた
喜び、というか、もっと正確に表現すれば驚きに似たような感情でいっぱいになっていた。
今、そのNSX-Rは私のガレージに来て3年目。
耐久性には折り紙付のアルミボディ。マイナートラブルはあるが、そこはさすが国産車。
大きなトラブルになることは少ない。メンテ費用もリーズナブル。
まだ走行距離5万キロだが、これから10万キロ、20万キロと一緒に
日本を走っていきたいと思う。
他に気に入った車が現れても、こいつを手放すことはないだろう。