『易経』を真剣に語ろう

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23おおとり
澤雷隨の三爻は正に誰かに従って勉強すると良いと言う卦ですね。
それも卦辞に元亨利貞とありますので、きっちっとした人について勉強すればよいと読めます。
また、三爻の爻辞に
「丈夫に係わりて小子を失う、隨いて求むるあれば得る。貞に居るに利ろし。」
とありますがこれも、確りとした人についていけば大いに収穫が有ると言うところです。
しかし、三爻は本来正しい五爻について行けば良いのに身近にいる四爻や初爻に目を奪われる所で、
手軽な本やもっと楽な占法に気を引かれる所でもあります。
それだから尚、貞に利ろし、正しいと思う物に信念を持ってついて行けと易経は二度も繰り返し強調しているのです。
良い先生にめぐり合えると良いですね。