お小遣いの金額が増えるほど、費目が増える傾向がみられたが、
唯一タバコ代のみ、10万円以上の層が他の層よりも、
支出している割合が低い結果となった。
大多数を占める3万円以下の家庭は、手作り弁当などで昼食代を工夫しているケースが多く、
雑誌・書籍代、交遊費やタバコ代などゆずれない趣味・道楽1つに絞って、
お小遣いを使っているようだ。
具体的には、「夫へのお小遣いが少ない分、昼食代は含まれていません。
基本はお弁当を持って行っていますが、私の都合で作れない時は、
昼食代(罰金)として1,000円払うことに しています」(20代夫)や、
「お小遣いは月1万1千円と少ないですが、お弁当や水筒は渡しているし、
夫の髪は、夫婦協力して切っています。
他に、服飾費も半年に2万円支給なので、お小遣いは、漫画とお菓子代に消えているようです」(30代夫)など、
3万円以下でやりくりするために、さまざまな工夫をしている様子がうかがえる。
夫のお小遣いに関するエピソードでは、
「結婚以来、お小遣いを増やすことができないでいたら、小遣いの一部を株に投資し始めた。
最初は少額だったが、投資に没頭するうちにかなりの額になったようで、
子どもや私によくプレゼントをしてくれる。
できれば家計に まわしてほしいが、元手が小遣いなだけに、
口出ししないようにしている」(40代夫)。
「残業を頑張ってくれた月には、お小遣いを少し多めにあげます。
そうすると、また頑張ろうと いう気持ちになってくれるみたいです」(30代夫)や、
「お小遣いの中から少しずつ貯めているみたいで、結婚10年目に10万円、
20年目に20万円感謝状と一緒にもらいました」 (50代以上夫)など、
コツコツ貯めて、妻にプレゼントするなど、夫婦の絆を感じるエピソードが多数寄せられた。
※グラフ:夫のお小遣い金額[単一回答]
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