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圧力容器から水漏れ=作業ミスか、外部に影響なし―東海第2原発
時事通信 10月26日(水)13時21分配信

経済産業省原子力安全・保安院によると、東日本大震災で運転を停止し、
点検中の日本原電東海第2原発(茨城県東海村)で
26日午前、原子炉圧力容器の下部から炉内の水が漏れているのが見つかった。
既に漏水は止められ、外部への影響はないという。
保安院は作業中に誤って止水用パッキンを緩めた可能性があるとみて調べている。
保安院によると、定期検査中の同原発で午前10時20分ごろ、
水が漏れ出しているとの警報があった。
作業員が確認に行くと、圧力容器底部から制御棒を炉内に入れる管(案内管)から水漏れが見つかった。
午後1時すぎに水の漏えいが止まったことが確認されたが、作業員4人が水を浴びた。
当時、制御棒駆動装置の復旧作業中だったが、手順を誤り、
開けてはいけない案内管のパッキンを緩めてしまったため、
炉内から水が漏れ出したとみられる。