皇族を占う 第20控え室

このエントリーをはてなブックマークに追加
11894
>>117
そのようなことであれば大層良いのですが
死と再生を司る大アルカナ それも逆位置ばかりが出揃ったことがどうにも気になります

1月に占う12ヶ月の運勢 その1月の女帝の王冠には12の星
このカードがこの1年を占う鍵と考えても問題ありますまい
カード番号は3 東宮御一家は御三方
女帝の後ろに流れる川と滝はエデンの園の象徴
手前にたわわに実るは麦の穂 麦は豊穣の象徴と同時に死の象徴
実とは死してはじめて一粒万倍となりうるもの
さてこの一年それをご実行なされるかどうかですが 逆位置なのでなかなか難しそうな御様子

3月の死神の足元には倒れた男性,女性,子供
新しい生まれ変わりにはそれに呼応する死が必須
しかしカードは逆位置

6月の節制が表すものもまた三重性
そして大天使の手には魂のありかを示す2つの聖杯 そこを行きかう魂の象徴としての水
「この世」と「あの世」ないし「高いところ」と「低いところ」を行きかう魂
しかしカードは逆位置

9月の法王が頭に頂くのは三重冠
彼の足元には交差する2つの鍵 そのひとつは天国の扉を開く鍵
彼に与えられた仕事は魂の救済 しかしカードは逆位置

とどめのように最終結果に現れる逆位置の聖杯の3
その意味は「終了」 1年を象徴する1月の女帝のカードと対比させればそれは失楽園の図

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉がありますが 
小アルカナもあわせてみる限り御三方共にどうにもそうはならなさそうで誠に残念です
長々と失礼致しました