カバラ

金曜と日曜

大変良い組み合わせ。 ただ日曜男性が光の世界へ出たあとだけ。
金曜女性がそういう成功した日曜男性と結ばれるのは
金曜女性にとって以前から続いてきた幸運の決定打のような感じになる。
それ以外の場合、つまり日曜男性がまだ闇の中をさまよっているときには
恋愛はともかく結婚相手としては金曜女性は二の足を踏むでしょう。
相手の将来性に確信を持ったときだけ金曜女性は積極的に結婚に踏み切る気になる。
逆に金曜男性にとっては闇の中をさまよっている若い日曜女性は
保護と愛情の対象になり、うまい組み合わせ。
光の世界に出た日曜女性と金曜男性が惹かれ合いながらも反発し
愛し合っても一緒に暮らすのはうまくいかない。

金曜と月曜

月曜女性は金曜男性にとっては胸がときめく恋の相手というよりも
堅い見合いの席や公式の交際パーティの席上で知り合うことが多い相手。
そして互いにわがままを抑えるかぎり堅実で健全な一生を築ける。
金曜女性と月曜男性もほぼ同様だが月曜男性がわがままか自己主張を抑えずに
突っ走った場合、金曜女性が　これは自分の幸福を妨げる相手だ　
と見抜いて破局に至る場合がある。

金曜と火曜

良い組み合わせだがお互いに第三の異性の出現でもつれることがある。
金曜男性も火曜男性もともにモテることが多いから。
特に金曜男性が比較的年配で火曜女性がぐっと若い場合
彼女のエネルギーのほうがはるかに強いので
はじめはしっくりいってもいずれ金曜男性は苦い思いをかみしめなければならない。
金曜女性と火曜男性の場合はこの反対で
金曜女性のエネルギーが強く何となくしっくりいかない。
一時は激しく愛し合う関係になるが永続的な関係には注意を要する。

金曜と水曜

一時は激しく燃えるが情熱は長続きしない。
金曜女性の輝きは水曜男性の管理に縛られてはいないから。
水曜女性と金曜男性の組み合わせは、これよりはるかによく
本質的に惹かれあうところがあり水曜女性の賢明なコントロールや管理を
金曜男性は　よしよし　と受け入れる面がある。

金曜と木曜

金曜男性は父親か兄のような優しい感情を持つと
相手を幸福に導き自分も充実を感じる。
相手の本質的な不安を包み込むことができるから。
反対に金曜男性がお金や仕事に溺れ、あげく他の異性に心を移したりすると
(別れる別れないはともかくとして)この組み合わせは実質的に破綻する。

金曜同士

この結びつきは宿命的な激しさを持つ。
神が自分に似せて造った者同士の
他の何も目に入らないような強い結びつきになるから。
従って激しさのまま突っ走ると
二人とも情熱の火で焼け死んでしまう(象徴的な意味で)ようなことになるし
知性と抑制力でコントロールすれば最上の組み合わせにもなる。

金曜と土曜

穏やかな永続的な関係はちょっと無理で どちらかといえば一時の激しさにふさわしい。
男女とも金曜にとって土曜は自由奔放過ぎてつかまえどころがない。
土曜にとっては金曜のキラキラした幸運は魅力的だが
それに献身的に一生従っていこうというほど土曜は従順ではない。
だから両者の間には息づまるゲームのような緊張感と倦怠感がかわるがわる現れる。
長くても短くても恋愛でも結婚でも
そういう間柄を望む人には向き、望まない人には向かない。
ただ、そこから出発して互いに高め合っていく気があれば
そのときだけ、これもすばらしい組み合わせのひとつになる。