425 :
春生まれ:
月の数とは関係なく、冬が終わって暖かくなり、
木の芽や草が伸び出し、桜が咲くような季節を、春という。
生まれたときからポカポカと恵まれ、
芽吹くような生命力に恵まれ、
花が咲くような環境と楽しさの中で育つ。
そのため精神も肉体も早熟で、十代の終わりまでに必ず性的な体験を持つか、
愛をささやくかささやかれるかする。
運命の進み方もスピーディーで、十代から頭角を表す人が多く、
原則として二十代に人生の盛り(夏)を迎える。
三十代は運命のピークで、人気や地位や幸福、
あるいは体力や精神的充実などがこの時期に絶頂になる。
そして四十代で運命も秋を迎える。
秋は収穫のシーズンと見るので、経済的にも社会的にも非常に安定するが、
体力・愛・スピード・容姿・精神的充実などが少しずつ傾いていく。
その後は、。安定を保ちながらも全般に穏やかに下降し、
晩年は相当厳しい冬を迎えねばならない。
これは生活的に厳しくなるというよりも、
家族関係や心や体の面で、厳しさや病気などと闘わねばならぬことが多いということ。
多くの面で運勢は順調で、晩年になるまでは原則として万事うまくいく。
基本的にはスクスク伸びる人生が保証されている。
ただ晩年は運の波の下降にそなえ、病気や家族関係などに気をつけなければならない。
426 :
夏生まれ:2011/12/28(水) 16:02:46.34 ID:UNdrGGEu
原則として春生まれよりもいっそう早く、人生の盛運を迎える。
恵まれて生まれ、十代半ばから大きな人気を得たり、
抜群の成績をおさめたり、財産をついだり、
他の季節生まれにはない魅力を身につけたりする。
二十代になってからそれらを得る人もいるが、
その場合にはいっそう爆発的な、ちょうど夏の花のような強烈な開花を見せる。
性格も容姿もそれにふさわしく、明るく派手な人が多い。
恋も結婚も、熱く激しいムードのなかで開く。
ただそれが意外に早くスッとしぼんでしまうのが特徴。
激しく愛し合ったかと思うと、たちまちケロッと醒める。
運勢自体も、ワッと開花したかと思うとすぐしおれていく。
三十代あたりはまだ盛運が続くが、
そのあと四十代から五十代にかけて、厳しい冬を迎える人が多い。
人気が急速に落ちたり、経済力・容姿・体力が別人のように衰えたり、
仕事の上で決定的な失敗をしたりすることもある。
では、そのまま悲しい晩年の中に埋もれてしまうのが運命か、というとそうではない。
そのあと、晩年または中年の後期に入ってから、急に冬が終わって春がめぐってくる。
若い頃を上回るような盛運が再びきたり、仕事や愛の上で強烈にカムバックしたり、
華麗な二度目の開花期がきたりする。
青年期の終わり頃、何らかの意味での厳しい期間がくるが、
それを通り抜けたあと、再び今以上に強い幸運をつかみ、そのまま晩年まで続く。
青春時代まで恵まれて育ち、その後厳しい状況を迎え、一時は冬のようになる。
しかし中年以後、再び春がめぐり夏がきて、幸福と繁栄のうちに一生は終わる。
427 :
秋生まれ:2011/12/28(水) 16:04:01.90 ID:UNdrGGEu
運命のめぐり方が夏生まれよりもずっと早くくる。
生まれたときがもう収穫期で、まもなく冬になってしまう。
だから多くの場合、恵まれた家に生まれ愛されて育つが、
それは子供の頃だけの間だけ。
早ければ幼年時代に、遅くても少年少女の頃に生家の没落とか、
親の経済的な苦境とか親の身体の衰えとか、親の離婚とか自分自身の身体の不調とか、
何らかの意味での不遇時代を迎える。
それはさっぱり好転せず、長く続くことが多い。
多くは青春期時代まで身体の不調や貧しさや、そうでなければ成績の不振、
ひどい失恋や周囲の無理解などに耐えねばならない。
中には早くから芽を出し十代、二十代で抜擢されたりする人もいないわけではないが、
その場合も精神的なストレスや身体の不調が、
ほかの季節生まれよりもはるかにひどいのが特徴。
しかしそれで腐らずにじっと耐えた人、
あるいは不遇時代に自分の能力をこつこつ鍛えた人は、そのあと大きく期待していい。
初秋に生まれた人は三十代半ば頃、中秋生まれの人は三十代後半、
晩秋に生まれた人は四十代に入ってから、
突然、花が一度開くような春を迎えることが多い。
仕事でも私生活でもそう。急に人気が出たり、ものすごい昇進のチャンスをつかんだり、
愛の上でもまぶしいような幸運が転がり込んだり、
それまでの不運を全部帳消しにする上流の生活が手に入ったりもする。
しかもそのあとは、小さい波と中ぐらいの波が何度もあるが、
大きく見て全盛期の夏にまっしぐらに進む。
それが晩年の初め頃まで続き、あとは穏やかな収穫期の中で一生を終えられる。
もし二十代から三十代ぐらいで、「芽が出ない、夢も希望もない」と嘆いている人なら
決して絶望することも、早く成功した友人をうらやむこともない。
428 :
秋生まれ:2011/12/28(水) 16:05:26.01 ID:UNdrGGEu
セゾン(季節)の法則からいって、出番はまだきていないので、
今のうち地道に耐えて実力をつけておきさえすれば、
中年以後、努力しだいではもっと早く、輝かしい春と夏が開けることが約束されている。
429 :
冬生まれ:2011/12/28(水) 16:07:17.47 ID:UNdrGGEu
秋生まれにいっそう輪がかかったようなパターンになる。
厳しい冬のさなかに生まれるため、それが与えられた運命の暗示としても働いて、
生まれながらに苦難を背負っている人が多い。
それは本人の病気やケガであったり、
両親の貧しさや片親がいないというような条件であったり、
周囲からいじめられっぱなしの環境であったりする。
大金持ちの家に生まれて、子供の頃からチヤホヤされている人もいないわけではないが
その場合にも何らかの原因でものすごい孤独感を持ち、
あるいは落ち込みっぱなしのことが多い。
一応、三十代前半ぐらいにこれが終わって、運命も春めいてくるはずなのだが、そうでない場合もある。
それはその人がどんな冬に生まれたかによる。
暖かな小春日和に生まれた人のなかには、十代末期か二十代に急に運が開ける人もいる。
しかし厳しい寒波や吹雪の日に生まれた人の中には、五十代になってもなお、
過酷な運命と戦わねばならない人もいる。
たぐい稀な才能を持ちながら、長い間、チャンスがない人。
場所や日によって早春の開花を約束されている人もあり、
それは生まれたときの事情がわかればわかる。
しかし、真冬のど真ん中に生まれた人でも、
遅く開花した途端すべての人をたちまち追い抜いてしまう、非常に高い可能性を持つ。