【十干】    庚    その2

このエントリーをはてなブックマークに追加
82、ミジンコ
>>55-59

実は、庚の扱いの本当の意味での難しさは、庚と言う金性の性質の現実の物理的自然現象にも見られるような、

金属の寿命の扱いの問題が、そこにあるからである、、、。

金属は、使い込むほどに、疲労すると言う寿命があることが、最新化学の研究から判明した。

つまり、金塊はいつかは崩壊し、バラバラの粉々になって土に含まれていく宿命を帯びている。

つまり、天界の父なる王としての君臨は、時間制限の条件付の貴重な時期であると言える。

つまり、10干中、特に、庚の帝王は、先の先の先まで見越した上で成立っている天と地獄の統一体の位置をしめる事を意味する。

癸には、底力と影響力の支配力によってトータルの運命的見通しが成立つが、庚の帝王は、力の性質よりは、

世の中の見通しの中での知的分別の適応と働きかけの集大成によって運命的見通しが出来上がっている。