毒だしというのもあって治癒する前にうみがでるのに通じているらしい。
おそらく内藤さんの鑑定ってのは百パーセント当たるんだろう。
それはお客の希望が百パーセント叶うということじゃなく、内藤さんの秘伝
の原理に照らして矛盾することは一つもないということでなんだけど。
方位で悪い結果がでても理屈どおりのもので、概ね以下に該当するのだろう。
1、時差の影響範囲で出発時がずれた
2、方位の境界の範囲で象意がずれた あるいは両方が混信状態になった
3、毒だしが強すぎて効果の期間(7日から10日)を超えてしまい治癒が発現
できなかった
4、乗り物の速度差で方位の基準点が変わった
5、命運から判断して本人の器が小さかった(器が小さいと駄目らしい)
6、高圧の心を持ってなかった あるいは持ってても旅の途中でちょっとでも
低圧の心が芽生えた(僅かでも世俗の欲得を考えること)
でもどうなんだろ、最後の欲得の心を消すことって人間にできるんだろうか?
奇門遁甲ってこんな心の美しい欲得のない状態の人ばかりが昔戦争で使って
功績を挙げていたのだろうか?ちょっと疑問。
大体どれかにはひっかかるから吉方体験はかなり難しいのではと思ってしまう。
でも鑑定料は高圧、低圧いずれの人が払ったお金も同じ効果をもたらすのに、
支払った側の結果はその心次第で差がつくというのはなんとも遁甲の神さま
って不条理で不公平な方なんだなぁ。