>>62 煽ってくるLinux使いは「動いてる」ベースでしか物を見ない、というのに
みんなうんざりしてるからでしょ。
BSDの技術的な話なら /.-J なんかに行った方がよく聞けるよ。
@{Free,Net,Open}BSD.org のメーリングリスト(Webから覗ける)や
IRCチャンネルに入ってみるのもいいかと。隠れてごそごそやっている
わけじゃなくて、完全にオープンなんだから。
動いてるものだけを見る、あるいは使うなら、Linuxの方がいいというのは
もっともだ。Linuxでしか動かないソフトやデバイスは少なくないのだし。
実質的な機能・性能で*BSDが優れているのは今のところ足腰の部分だけ
だと思う。(VM、ネットワーク性能、IPv6スタック、等)
ただ、そこを離れると、動機付け、開発プロセス、ライセンスがだいぶ
Linuxとは違う(し*BSD間でも違う)ので、目的によっては*BSDでないと
駄目なことも多い。
例えば、組み込みに使うが改変したソースを公開できない、という場合は
GPLなLinuxは最初から除外される。学術・教育・研究目的なら*BSDの方が
有利なことも多い。(実装に関連したペーパーが豊富)
伝統的なBSDの美しさを保ったまま多くのアーキテクチャで動くのが見たい、
というハッカーはNetBSDじゃなきゃ駄目だろうし、セキュリティポリシー
第一、という人はOpenBSDしかないかもしれない。より実用指向の*BSD
ファンはFreeBSDを選ぶだろう。場面によって使い分ける人も多い。
*BSD共通の魅力としては、コアOS部分という線引きがあるので、コアは
安定版を使いつつ、GUI周りなどのサードパーティソフトは最新の物を
組み合わせられるということがある。RedHat 7.xが不安定なものばかり
採用していたり、Debianに「安定してるがやたら古い」版と「新しいけど
不安定かも」版しかないことに不満を持つ人には魅力的に移るかもしれない。
Debianもそこは考えていて、混在実験をはじめているようだが。
ま、世の中いろいろです。人生朝露の如し。自分がいいと思う物を使え。