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こんな名無しでは、どうしようもないよ。:
『巨魁』の中で清武氏は、渡辺会長に関するさまざまなエピソードを紹介している。
同書によると、主筆室の応接セットの机には「札束」が積み上げられており、渡辺氏は「ワッハッハ。ひとつ持っていけ。君に上げるよ」と言って来客を驚かせる。
札束は実はおもちゃの「百万円札」のメモ帳だったという。
イチロー選手を20億円で獲得しようとした際に渡辺氏は「泥棒でも強盗しても、カネをつくるぞ!」と清武氏に言い放ったり、
側近に「君らは、俺がもうすぐ死ぬ、と思っているんだろう。しかしだなァ、ろうそくは、火が消える直前が一番明るいんだっ!」と叫ぶなど、強烈な一面が描かれている。
一方でキューバ選手を獲得するため、カストロ議長と接点のある橋本龍太郎元首相に電話をかけた際には〈聞いたことがない丁寧な口調〉だったという。
また渡辺氏の専用車には〈護身用なのか小さな木刀が備えられていた〉と明かしている。