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こんな名無しでは、どうしようもないよ。:
暴力団員排除訓練:警備担当者が技術競う−−飯塚オート /福岡
◇県内公営競技場連絡協が主催
飯塚市鯰田の飯塚オートレース場で4日、暴力団員排除訓練があった。公営競技場のある自治体などで構成する県内公営競技場連絡協議会の主催で、
各地の競技場で順番に開いている。飯塚オートと小倉競輪場、小倉競馬場の各警備担当者が、暴力団員を場外に追い出す技術を競った。
訓練は2人組の暴力団員が「申し込んだ車券と違う」と言いがかりをつけて騒ぎ出すという設定で、暴力団員役は福岡競艇の警備担当者が務めた。
警備の責任者1人と担当者6人で1チームとなり、騒ぐ男たちを落ち着かせ、暴力団と判明すると「直ちに退場してください」と呼びかけた。
だが、男たちはその場に座り込み「足が痛い」「おれに触るな」と動かない。担当者らは粘り強くハンドマイクで退場を促す一方、警察を呼ぶなどして、き然とした対応を見せていた。
県警地域課の谷嘉城管理官らが責任者の指示、人員配置、説得の様子などを基準に審査し、小倉競輪場チームが優勝した。谷管理官は「技量を上げることがよりよい公営競技につながる」と話した。
訓練に先立ち、県警の担当者による県暴力団排除条例などについての講話もあった。
公営競技場はかつてノミ行為などで暴力団員に利用されやすかったが、現在は施行規則や条例で暴力団員の入場を禁止している。【伊藤奈々恵】
〔筑豊版〕