(大スポ)
通常53キロを最下限とする柴田善が52キロの馬に騎乗するのはレアケース。それだけ“脈あり”と踏んでいたのだろうが
(07年以降、52キロでの着順は@ACB)、過酷な減量を感じさせないタフネスさ、かつ綿密な騎乗は称賛に値する。
一方の音無調教師も「前走の好状態のままレースを迎えられたのが良かった。それと52キロのハンデ。
この斤量を最大限に生かすことができた」と軽ハンデを勝因に挙げた。以前よりも芝の耐久性が向上したとはいえ、
開催最終週のタフな馬場が軽量馬の台頭を後押ししたのは間違いない。さらにもう一つの勝因=デキも際立っていた。
5歳を迎えて確実に成長、そして夏場に強い体質を証明した。「結構使い詰めだけど、こうなったらサマーシリーズを使っていくしかない。
小倉記念を使って新潟記念に向かう。でも小倉だとヨシトミは来てくれないかもな」
レース直後の師は今後の鞍上に不安を抱いていたが、今のところ次走も柴田善が騎乗する予定。
今年のサマーシリーズはこの人馬の独壇場となっても何ら不思議はない。
(ギャロップ)
土曜新潟ダ千二でキッスオブドラゴン(牝2、栗・須貝尚)が田中勝騎手、
日曜新潟芝千四(牝馬限定)でキョカキョク(牝2、美・高橋祥)が柴田善騎手でデビュー予定。
(競馬ブック)
音無厩舎のクリーンはKBC杯(7月25日、小倉ダ1700)を予定。
・・去年夏負けで体調崩したことがあったので、今年はそうならないことを願いたいですね。
【地方競馬】
大井競馬のオキャクサマは5着(4人気・14頭)、金沢競馬のオモシロイは3着(3人気・7頭)でした。
水曜日の名古屋競馬、10Rの名古屋CCマスカット賞3歳(JRA交流・ダ1400)に中央馬のオミヤゲ(牡)が出走。
・・鞍上は2ヶ月前に同厩のガッチリガッチリを勝利に導いた安部騎手。同じ中央馬で手強いのがいますね。