矢野進だけどおにぎり食べさせてもらおうか

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490バナナマン山本 ◆f9GorLNjZE
20歳から同棲していた彼に「借金してきて」と言われ初めてサラ金へ。
必ず返すとの言葉を純情世間知らずバカな私は信じてサラ金6件で満額借りて
それに加えて車一台買わされました。「おまえの両親に会わないとな」の言葉を信じて。
そしてお金を貸してくれるところがなくなったとき「しゃーねーなあ、体売ってきたら?」
と言われ、すすきののソープへ。ソープで働くうちに目が覚め、彼とは別れました。
でも既に相当病んでいた私は、それからはすすきのや東京の繁華街と精神病院への入退院を
往復するばかりの5年間。その間はキャバ、クラブ、ヘルス、ストリップ、何でもやりました。
お金とかではなく普通にどうやって暮らしたらいいのかわからなっていたのですね。
本当の自分を忘れてしまったというか…。最後は吉原に勤めました。
吉原で、「ここはこの世の底なんだ」と初めて感じてやめることにしました。
私は病んでから、風俗にいるしか生きる方法がわからない、という感覚で生きてきました。
精神科のお世話になり、何とか今は足を洗い普通の生活ができるようになりましたが、長い旅でした。
あんなに辛かったのに時々ボディソープや香水の混じった香りが充満したあの空間が懐かしくなります。
長文失礼しました。