(大スポ・吉田記者のコラム)
ブエナビスタは阪神JF後も栗東に残ったため、正直取材し尽くした感があるのだが、今週は少しだけ新しいプランを耳にできた。
それが「牡馬クラシックに行くことは100%ない。この春はここを入れて最低3走」というもの。
ん? 最低ということは最高がある? ともあれ大切なのはここを無事にクリアすること。
「そうすれば結果は勝手に付いてくる」という松田博調教師の言葉を信じるとしよう。
注目のブエナビスタは6日朝、栗東坂路1本のメニュー。
しまい軽く気合をつけられた程度だったが、ラスト1F13秒7と上々の伸び。気合乗り、馬体の張りとも文句なしだ。
「とにかく順調としか言いようがない。さらにパワーアップした感じで、この世代では力が抜けている。
あとは他馬がどれだけ成長してきているか。まあ、それもこのレースで分かるからな」と松田博調教師。